終わった人 | 50代は収穫しながら、老後の種撒き

50代は収穫しながら、老後の種撒き

モラハラ亭主の転職に振り回されも、離婚をしないで頑張った10年間と今の暮らしを書きます。現在は生活を建て直して、当時の目的を果たしました。還暦以降を人生の集大成として、今をどう生きるかを考えています。

更新しない2ヶ月の間は、こうでした下矢印

①大腸癌の手術からのイレウス(腸閉塞のために手術)の入院2週間を経て退院

②リンチ症候群の検査のためのカウンセリング

③イレウス起因による緊急入院などの、いつ起こるか分からない痛みの不安との戦い

④ストーマ(人工肛門)サイズが変わったことなどによるパウチの不具合、便漏れからパウチが剥がれるショックを経験

⑤3ヶ月ぶりの職場復帰…緊張感から復職前日にイレウスで緊急外来へ。緊張感で大腸が全く動かなくなった。




今年の3月に大腸癌の告知を受けてから
人工肛門になり、障害者手帳を持つ身になり

予測していなかった事態が立て続けに起こりました。


それまでは、気の持ちようでどうにかなるものだと、

私が我慢すれば、もしくは人任せにしないで、自分がすれば済むと強気で生きてきた私でしたが、

癌になり、自分のチカラでどうにもならない事を思い知らされました。立ち上がれない程に。


腹痛が起きれば、自分で病院すら行けない。
救急車も立会い者が居なければ走ってくれない。


ストーマのパウチをたくさん試して、試用中は漏れが怖くて遠出ができない。


リンチ症候群だった場合の自分の余生を考えてみたり。


大変だったのは、職場復帰の前に
保険組合の医師面接があるのですが、前日の夜中に緊急入院する事態になりました。


緊張感からか大腸が動かなくなり、イレウスを起こし入院となり、退院したその足で医師面接に向かいました。(もちろん内緒ですが。)


職場復帰の前日も、同じ症状で緊急で病院に診てもらう事態となったのですが、余程、復職に対して緊張していたのか、チキンだなぁ。


そして、待ち望んでいた職場復帰でしたが、
私が居ない3ヶ月で、上手く廻っていました。

そう、居なくても大丈夫な人になってしまった。

出勤する事ができるほど回復して嬉しいのは束の間、冷静になると現実が見えてきました。



私は、誰からも心配される立場であること。

つまりは、頼りに出来る存在では無いこと。

頑張ってはいけないのだと。



家に居て甘えて過ごしてきたので
世間の厳しさの切り替えが上手く出来ないのかもしれない。


復帰できる会社があって、立場的に恵まれているのは感謝している。

時間が解決することもあるとは思う。




だけど、干されたような、疎外感が否めない。

私は人生の転機が訪れているのだろうか。



同じ毎日を定年まで繰り返して行きたかった。



どうして私は、振り幅が広い人生なのか。
強く願うことほど、思う通りにならなくて。


だけど、そんな事言っても
生きていかなければいけなくて。

切り替えた方がいいのも解っているけれど
新しいことを始める気力が無くて。

コレは、病後だからなのか、
50歳と言う年齢の面倒くささなのか。


もともと人から必要とされるような人間では無かったけれど、

病気になってそれが、裏付けされたから自覚せざる負えないだけなのだ。


愚痴の記事で申し訳ないです。

気持ちを整理して考えたかったのです。