最初から言い訳になりますが、まだHALに関して、ちゃんと調べきれてないので、理解が中途半端です。
しかしながら、治験の募集ということで、早い者勝ちになってますので、できるだけ早く情報公開が必要だと思い、とりあえずアップします。
また、修正点があったら、逐次なおしていきます。


HALは、脳梗塞などの脳に障害がある人を対象に筑波大学で開発された技術をもとに、市販されている装置です。
ただし、買ったり借りたりして、日常的に歩行の補助をしてくれる装置ではなくて、医療機関に置いてあるリハビリをするための装置です。(最近、3ヶ月自宅でレンタルして、リハビリするというサービスも出たようです)
これまでは、対象は大人だったので、脳梗塞のリハビリなどがメインでしたが、今回の治験は脳性麻痺の子供が対象です。
今後の実用化も期待されますし、条件が合えば、治験に参加することも可能だと思います。



対象:脳性麻痺
治療法:HAL

治験名称:
小児脳性麻痺等に伴う立位・歩行障害を主体とした運動姿勢障害に対する粗大運動能力の向上効果を検証するための生体電位等で随意コントロールされた装着型サイボーグHALに関する医師主導治験:多施設共同ランダム化並行群間比較試験
治験の詳細へのリンク



参考:CYBERDYNE株式会社

https://cyberdyne.jp/




対象者
1. 保護者からの文書同意、および患者本人からのアセントが得られる方
2. 年齢 5~15 歳の方
3. 粗大運動能力分類システム(GMFCS)のレベル Ⅱ-Ⅲの方
4. 身長 100~150 ㎝以内で、体重 15~50 ㎏以内の方
5. 10m の距離を歩行できる方
6. 1 年以内に下肢の手術を実施していない方
7. 医療スタッフとコミュケーションが取れる方

治験内容
目的:小児脳性麻痺等の患者に対して、HALによるリハビリを行い、その効果と安全性を確認する。
募集期間:2022/4/14より公開。2022/8/16現在、募集中。2023/12/31 終了予定
実施場所:
・筑波大学附属病院 脳神経外科
・筑波大学附属病院 リハビリテーション科
・茨城県立医療大学付属病院 整形外科
・社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 兵庫県立リハビリテーション中央病院 リハビリテーション科
・名古屋市立大学病院 リハビリテーション科
・独立行政法人国立病院機構 新潟病院 脳神経内科
募集人数:45名
リハビリ内容:
(1)立ち座り練習(立ち座り練習の反復練習など)
(2)立位練習(立位でのバランス練習、手を離した立位保持など)
(3)歩行練習(応用歩行など) 対照群、HAL群ともに、1日1回30分間、週2~4回(合計12回)実施する。

治験への参加方法
普通は主治医に依頼することになると思います。
気になることがあれば、治験に参加している病院、もしくは、cyberdyne社に問い合わせで見ても良いと思います。