新しい商品開発のプロジェクトが進んでいます。

いいモノを見て、

おいしいモノを食べて、

五感が喜び、

感性に深みと広がりを持たせることが大切。

想像力と発想力。

何かから刺激を得ることで、

新しい何かが自分の中から

フツフツと湧き上がってくるワクワク感。

「そんな時間にきっとなる!」と思い、

母に誘われ、展覧会に行ってきました。








堀木エリ子の世界~和紙から生まれる祈り~

以前に何度もTV番組の特集で、

堀木エリ子さんの活動や思いを拝見していました。

強くて、芯の太い、奥底から響く、

伝統的な技術を次世代へつなげていく思い。

現代の発想力をプラスさせた新しい価値観と、

時代を受け継ぐ伝統文化の深さ。


完成した作品を目の前にし、

見たことのない和紙の織り成す模様、

そしてそれを更に引き立てる照明の光。

その空間に圧倒され、魅了された時間でした。

伝統文化を支える、昔ながらの技法を伝える職人の方々は、

職人でもあり、アーティストだと思います。









伝統工芸の職人の方が減っている現代。

旅へ出るたびに、工房を訪れたり、

職人の方に話を聞くことを学生時代の頃よくしていました。

どんな思いでこの職につき、

どんな思いで今、商品や作品を作られているか?

きっと自分の生き方を考えていたから、

続いていく伝統を守り、

繋げている人に話を聞きたかったのかもしれません。

今までの商品とは形が変わったとしても、

日本で生まれた技法や

火・水・風・土など自然の摂理の中で、

誕生していくモノたちを

大地と共生しながら作っていく作り手の思いなど、

繋がっていって欲しいと思います。








そごう心斎橋本店14階ギャラリーで

1月20日まで開催されています。

実際に作品を肌で感じ、体感できる、絶好の機会です。

そごう心斎橋本店には、

施設内に堀木エリ子さんの作品が施工されているので、

この展示会が終わった後に再び見ると、

新たな感動が生まれますよ♪