前回からの続きです。

あるお客様を長年担当した
同僚から引き継いだ私でしたが
なかなか心を開いてもらえず、
アポが取れない。

そんなときに自分から
ハード、ソフト、
人的リソースを必要とする
検証を買って出ました。

そして期待以上の結果を
出してようやくお客様の
信頼を勝ち取り、
コミュニケーションが
円滑になった。

ということをお話しました。


私もお客様も、
お互い、相手が何者か
わからない状態から、

どうやったらお客様が喜ぶか?
お役にたてるか?

ない知恵絞って、ベタに提案し、
実践して信頼を勝ち得たのです。

まあこちらからリスク
取ったわけですね。


あなたは信頼関係築きたい人に、
自分から何を与えていますか?

あるいは
相手に自分の主張だけして
何も与えていないこと、
ありませんか?




なかなか信頼関係が築けないとき、
私の心にはこんな言葉が
渦巻いていました。


失敗したら困る・・・
バカにされたらどうしよう・・・
できない奴と思われたらイヤ・・・
言質をとられて責められたら?
何でオレがここまで?


これらは自分を守ろうとする発想。

自分自身に矢印が向いていて
気持ちは内向き。

考えれば考えるほど不安になるし、
逃げ出したい。



では、仕事が充実しているとき、
やったろう!って思えるときは
何を考えていたか?


相手がどうしたら喜ぶだろう?
相手がどうしたら成功できるだろう?
どうしたら助けになるだろう?
どうしたら相手の問題が
解決するだろう?


自分のことではなく、
相手のことを思って
行動していました。

相手のことを本気で考え、
そして行動できれば、
自分の状態がどうであっても
気にならないものです。

そうなると、
無我夢中で仕事に集中できます。

すると、いい結果もついてくる。
そしてお客から信頼される。

それからは、
こちらから提案もお願いも
しやすくなる。



お客様や、社内関係者との
信頼関係を築きたければ、
まず自分がリスクを
負って
与えること
です。

しかも短期の見返りを
求めずに。

見返りを求めた提案は
見透かされます。

相手に矢印を向けて考え、
行動していれば、いずれ

「こいつは使えるやつ、
 頼れるヤツ」

と思ってもらえる瞬間が
必ず来ます。


相手矢印
仕事してみましょう。


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ストレスをコントロールして
生きたい人生を生きる

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条件は同じはずなのに

「逃げたいほど不安なとき」
「充実しているとき」

のどちらもあります。

違いは矢印が
自分に向いているか?
相手に向いているか?


「逃げたい!」と思ったら
矢印を確認して
みてくださいね。


過去に成功体験もあるのに
リスクを取りたがらないのは、

「リスクを取らない」選択に
慣れてしまっているから。

他に選択肢があることを
忘れてしまっているからです。

他の選択肢があることや、
選び方はこちらで解説します。

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本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!