7,8年前に企画・パッケージングした
サービスの売上ノルマに追われ
日々ハードワークしていた頃の
お話です。

なかなか売上が上がらず、
毎日パワハラ上司から
数字を詰められていた私。

考えが及ばなかった点を突かれて
何も言えなかったことで、
いつしか上司に”苦手意識”
抱くように。


それまで、同僚や部下と話す際には
ポジティブに話すし、
案件や課題の管理も正確、
と自負していました。


ところが、上司の前に行くと、
何度もしぼられた記憶を思い出し、
萎縮して言葉に詰まってしまう。

また上司に責められて
うまく答えられないのではないか?

そんな思いでビクビクしていました。



当然うまく自分の考えを
表現できません。

上司はそんな私の態度を見て
不機嫌になります。

私はそれに対して下を向いて平謝り
嵐が去るのを期待していました。

でも上司は、そんな態度の私を見て
さらに不機嫌になっていく


私はそれになすすべもなく、
ココロがどんどん落ち込んでいく
負のスパイラルに落ちていきました。


あなたにも、上司など、
特定の人の前に来ると
萎縮して本来の自分が出せない
ことありませんか?


それ、相手の顔を見て、
自分が「しっくりくる」ポジションに
自ら移動しているからなんです。



本田健さんが提唱する、
『人間関係のマトリックス』
ご存知ですか?

ポジティブかネガティブか、
自立か依存か、

の2軸で自分と相手のいる
ポジションを考えるマトリックスの
ことです。


4つの象限は、それぞれ

ポジティブ自立
ネガティブ自立
ポジティブ依存
ネガティブ依存

にわかれます。


そして人間関係は、

自分と相手の二人が
真ん中の点を挟んで、
向かいあう形になる

という考え方です。


私はパワハラ上司との関係に
おいて、
自らポジティブ依存に移動し、
謝る準備をする。

上司はそれに反応して
ネガティブ自立に移動し、
私を責める。


人間関係のマトリックスを使って
私と元上司の関係を、
そう説明することができます。


自分のポジションを守ろうと
すればするほど、

相手もバランスを取って
ポジションを取り続けるのです。

「苦手」「申し訳ない」
「許して」「私が悪い」
「何てダメな」

といった卑屈な態度を
取れば取るほど、

相手はどんどんその反対の
ポジションを強く取ることに。


自分に向かって

「ゴメンナサイ、
 ゴメンナサイ」

と何度も謝られると、

別にどうでもよかったのに、
かえって怒りが
沸き起こること、
あなたにもありますよね?




今度上司に注意を受けたら。

反省し、謝罪しながらも
必要以上にへりくだらず、
胸を張り、態度は堂々として

どうすればいいか建設的に
意見を求めてみましょう。



マトリックスの外側ではなく、
中心に自ら歩み寄る。

人間関係は相対的なので、
次第に相手も中心に
寄ってくるはず。

自分の態度が、相手の態度を
決めることを実感してください。


====================

ストレスをコントロールして
行きたい人生を生きる

====================



「この人苦手」という意識でも、
あえて堂々と振る舞って、
自分のポジションを変えてみる。

それが人間関係で
悩まないコツです。

あの人を目の前にすると
なぜか萎縮するのは、
過去の記憶が関係しています。

そのことを体験会で説明します。

たった2時間!その日から実践できる
『感情マネージメント』体験会
本日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!