おはようございます。
土曜日に、町田市立国際版画美術館へ行ってきました。
やっていたのは「江戸ノスタルジア」。
明治の浮世絵画家によって描かれた、江戸の光景等の浮世絵が展示されていました。
大きく分けると4つ。
①江戸時代の季節の行事
明治時代になり、文明開化で新しい文化が入ってきた一方で、急激に入ってきた新しい「美意識」への戸惑いもあり、「古き良きもの」江戸を懐かしむ気持ちが共存していたのですね。
現代もまた、映画『ALWAYS~三丁目の夕日~』が大ヒットしたように、古き良きものへの思いは、いつの時代も共通しているのだと思いました。
②江戸の美人画
時代考証を行いながら描かれていたようですが、中にはタイトルの時代より明らかに以前の時代の髪型の女性が登場している絵も。
そんな時代考証のずれも、また愛嬌。
③江戸城の内部の様子、大奥
江戸時代の人達にとって、江戸城の中身は未知の世界。
明治になって、奥女中だった人達への聞き取り等により、徐々に内部の様子が明らかになってきたようです。
現代の「大奥」のドラマ、映画も、この時代の情報が基礎になっているのでしょうか。。
④明治時代、新しく入ってきたもの
浮世絵の中に洋傘、ガス灯が登場してきて、新しい時代の光景だと伝わってきます。
今まで浮世絵展をいくつか見てきましたが、今回の展示会が一番、身近で心を沿わせやすかったです。
そして展示を見終わり、閉店間近でしたが
併設されたカフェへ。
桜フレーバーの紅茶をいただきました。
桜餅の味がしました。
そしてこちらが、黒カステラ。
ご当地名物とのこと
一見、ギョッとする色味ですが、美味しかったです^^
窓からはこんな景色。
15分ぐらいしか滞在できませんでしたが、穏やかな時が流れていました。
近くに芹沢公園があり、ここはお花見の名所なのですが、まだまだ咲いている形跡はなく。。
唯一、町田街道沿いに戻ってきた時に会った、こちらの枝垂れ桜(かな?
)が、美しい花を咲かせていました。
と、こんな感じで週末は過ぎ去っていきました。
また興味ある展示会がやっていたら、足を向けたいと思います。







