さて、先週の日曜日、サンマルクカフェで昼ごはんを食べた後、この日最終日だった、「孤愁の詩人・画家」 蕗谷虹児展を見に行きました。
展覧会が行われていたのは、「町田市民文学館」ですが、実は私、「町田市立国際版画美術館」と勘違いしていてまして![]()
向かう途中で蕗谷虹児展の看板を大きく掲げた「町田市民文学館」があり、自分の勘違いに気づきました![]()
![]()
…途中で気づいてよかったわぁ
w
蕗谷虹児氏のことを初めて知ったキッカケは、美輪明宏さんだったかな。
美輪様自身が紹介してて知ったのか、美輪様がキッカケで知った中原淳一さんとか、竹久夢二さんとか、画集ほか、図書館で借りて見ていた中で知ったのかは、ちょっとハッキリと覚えていないんですが![]()
ちなみに私、アート全般、特に詳しいわけでもなく、ホンモノを買って家に飾りたいと思うようなファンでもないです![]()
ただ、不定期的に美術館他、文化的な場所に出向いてその空気を吸収し、頭の中を浄化したいと思うわけでして。
だからここでも蕗谷虹児氏について、特に詳しく語るつもりはないですし、語れないです![]()
でも作品を前にし、その「美しさ」は体感することができました。
決して、「天真爛漫」の美しさだけじゃなく。
でも笑える状況じゃなくても、とにかく「美しい」
現代の日本人が、過去に置き忘れたものが、そこにあるのかもしれないですね。
ちなみに展覧会そのものは無料でした。
そして帰りにこのような、グッズをいくつか購入。
今回の展覧会の目録、クリアファイル、一筆箋、ポストカード数種類。
ホンモノを買いたいと思うほどではないけど、小さなアートを身のまわりに、少しだけ置きたくなりました。
美術や文学の「知識」を頭に詰め込むということではなく、ただ展覧会、美術館へ出向き、作品の「美しさ」を目で見て、その空気の中に身を置くことで、自分の中で無意識のうちに残る「何か」。
ほんのちょっとずつでもそれを積み重ねて、年老いた時に、自分自身の「センス」として確立できたらいいなというのが、今後の人生の目標です。

