こんばんは満月

今日はハローワークで、カウンセリングを受けてきました。

求人数が少ないとはいえ、当面は経験のある事務の仕事を探していくことで、腹をくくることが出来ました。

ただ、その時一緒にアドバイスされたのが、

「今までどんな心構えで仕事をしてきたのか、まとめておくように」

ということでした。


そして帰り、

「営業社員が安心して外回りができるよう、配慮した」

「常に攻めの姿勢で業務に臨んだ」

など、あれこれ考えていた時、ふと、思い出したことがあります。


それは、もはや大分前の話であり、ちょっと会社とは離れる事なんですが…あせる

ある男性が、

「(恋愛するなら)クリエイティブな職業についている人がいい」

と話していたと聞き、猛烈にイラついたということむかっ


たしかに事務の仕事は、たとえば

「円滑な業務進行のためには、既存のやり方に縛られず、新しいやり方を考え出す」

といった、改善計画を立てる事もありますが、それはあくまで

「既存のやり方に改良を加える」

のであり、

「他にない何かを、1から作り上げる」

というものではないです。

だからその男性が、

「人にはない発想の持ち主がいい」

というのであれば、事務の仕事をやって行く上では、必ずしも必要なスキルではないのは事実。


それに加え、事務職というのは、

「将来の夢は、事務員にになることです(=⌒▽⌒=)」

と言われるような、華やかで面白そうだと思われるような職業でもありません。


ただ、「(人から見て)面白みがないように見える職業をしている人」が、「面白みのない人」であるとは限らないです。


ある事務員は、「たとえ間接的でも、自分の仕事は会社の、そして顧客の役に立っているはず」と、お茶くみや掃除も笑顔で「使命感」を持ってやり。

またある事務員は、仕事を含めた毎日の生活の中で、いろんなことを人とは違う観点から見つつ、日々「観察力」を磨き。

またある事務員は、本業をこなしながら、家で大好きなお菓子作りをしまくっていたら、近所の人に頼まれ販売するようになり。


そんな人々の面白みは、話せばわかることであり、職業だけじゃわからない。

にもかかわらず、職業で人間をくくり、

「人にはない発想は、クリエイティブな職業の人にしかない」

と思うような人ほど、人をステレオタイプでしか見られない、ありきたりな人間でしかないように感じます。

「(人から見て)面白みがないように見える職業に、面白さを見つけ出す」

ことができる人ほど、凡人にはない発想、目線の持ち主だと私は思うのですが、それさえも、わからないんでしょうから!


ただ、こう考えると私自身、長年やってきた「事務」の仕事に対し、使命感を持ってやってきたかどうか。

考えてみると、まだまだだったように思います。

そんな敬愛すべき事務員たちの域に達するには、まだまだ修行が必要です。

…てか、それ以前に仕事見つけなきゃあせる


以前、とあるミュージシャンが、

「ミュージシャンにならなかったら、何になっていた?」

という質問をされたとき、

「イケてる会社員」

と答えていました。

この「イケてる会社員」って言い方、ものすごく気に入っていますニコニコ


私が再び、仕事につくことができたなら、道のりは長くとも、この

「イケてる会社員」

を目指したいと、ひそかに考えておりますにひひ