「静かな退職」を決意した前ブログの後の話。
次から次へと仕事が入ってくる。
とてもじゃないけど、静かどころの話じゃない。
英語の勉強も、手がつけられない。
そこで私は、直属の上司にフィードバックを求めた。
「私が昇進するために、足りないものを教えてほしい。」
直属の上司は、人事権がある上司に聞いてみるから、翌週末まで待つようにと言った。
それから翌週末…返事はない。
そして翌々週に返事があった。
「年功序列でも、実務能力でもなく、力関係があるから、私にも自由に決められない」
…ようするに、私自身が無能かどうかって話じゃないのだ。
その「力関係」とやらがある限り、私はこの会社で、いくら努力しても、何の意味もないようだ。
これは静かな退職どころか、正真正銘の「退職」を視野に入れる必要がありそうだ。
年齢的に自ら退職を選びたくないと思っていた。
このまま安くいいようにこき使われ、それでも雇ってもらえるだけでありがたいと、あきらめて年金もらえるようになるまで働く道もある。
でも逆にその「力関係」とやらの影響で、いつ退職勧奨を受けるかわからない。
今のままだと、選択権は会社側にしかない。
こちらも備えなければ。
「静かな退職」というのは、心は退職が決まったかのような距離感で、でも退職はせず、必要最小限の仕事だけをするという仕事のスタイルらしい。
でも実際、退職となる可能性がある今、最小限の仕事しかしないのは時間がもったいない。
「自分のために」今は静かに経験とスキルを高めることに集中しようと思う。