その1で掲載忘れた、到着してすぐの昼食。
ロキというお店の看板料理ロキ。スモークサーモン、干し鱈、バター、マッシュポテト、ラム肉、チーズ、中央がサメの皮(コラーゲン)、パン。
うち奥は違う料理。ニシンの甘酢漬け、ホイップクリームがのったなにか。コーヒーも2つ頼みました(リフィル可)。アイスランドらしくてどれもかなりおいしかった。合計でだいたい1万円(^^;)
さて、遅れて開始されたゴールデンサークルというツアー。数時間バスに乗って、地球の割れ目といわれるシンクヴェトリル国立公園にやってきました。
2つのプレートの間を歩く↓
アイスランドは北米大陸プレートとヨーロッパ大陸プレートの境目に位置し、それぞれが盛り上がってくる場所だそうです。日本の場合は3つのプレートがぶつかりあって沈み込む位置にあるのでプレート的には反対の性質です。大地の裂け目から溶岩が列状に出てくるみたいです。
レイキャビクは北緯64度あたりなので、南中時刻でもこんなに太陽が低いです。自作アプリによるとこの日の太陽赤緯7度(秋分に近い=秋分なら0度)、北緯64度だと90-64+7=高度33度といったところ。日没は20時半くらいです。太陽が低いのでバスのフロントガラスには電動で下げられる大きな日よけがついてます。
10分おきぐらいに噴水のように熱水が噴き出すストロックル間欠泉。じーと待ってなんとか噴き出す瞬間を動画に捉えたいのですが、なかなかうまくいきません。お湯は80~100度になるので熱さを確かめるなら自分の手ではなく他人の手で、とガイドさんが笑いを取ってました。サークルの向こう側の人の大きさで分かるかもしれませんが、10mくらいは噴き上がります。
お湯の色がきれいです。
次がグトルフォスの滝。FOSSが滝の意味らしいので「グトルフォス」でいいのかも。
副虹も見える。この撮影場所には鉄製柵がありますが、奥の滝の間近まで行くと(主虹の奥の岩棚に人々)細い鉄柱にロープが張ってあるだけ、ギリギリを攻めるのは危険です。とんでもない水量でした。
夕方ホテルに戻るとノーザンライトツアーがすぐに始まってしまうと、慌てながら夕食。勝手に19時だと勘違いして18時半にバス停で待機しました。20時半まで太陽が沈まないのを知った私はうち奥にもう一度時間を確認してみると夜9時開始でした。
改めてホテルで休憩後、20時半にバス停へ再出発、無事にツアーバスに乗車してレイキャビクから1時間ほど離れた暗いキャンピングカーがたくさん止まっている公園に着きました。
この日は太陽活動が弱く、オーロラ予報は quiet となっていました。真っ暗で寒い中、1時間ほど待機して、西の空を眺めていましたが、オーロラは現れません。
せっかくきたので星景写真でもと思って撮りました。高緯度なので北極星が高く、北斗七星とカシオペアが同時に見えます。たぶん両方沈まないんじゃないでしょうか。左上に北斗七星。昴も昇ってきていてガイドさんがセブンシスターズと言ってました。
高いところの夏の大三角も。天の川がきれいです。珍しくよく晴れた晩で、太陽風さえ吹いてくれればなーと。
23時10分にバスに戻るよう言われていたので戻ります。後ろの座席に戻ってきた老婦人は、どこかに電話をかけていて30$払って何も見られなかったわと話していました。私たちも見られなかったけど運だから仕方ないとあきらめていました。ただ、このツアーの不思議なところは、粘る人がいるとバスが待っているということ。0時半になって外が騒がしくなってきます。どうもオーロラが見えてきたらしいので、急いで三脚立ててカメラをセット。ぼんやり赤いカーテンのようなオーロラを西の空に捉えることができました。
なんだかんだで現地出発は深夜1時ごろ、宿に戻ったのは2時くらいでした。翌日はトレッキングがある6時半バス停集合のツアーです。朝食が取れない時間から出発ですが、ホテルにて早朝朝食を手配しております、と旅のしおりには書いてあります。で、これがまたホテルに聞くと前日に言ってくれないと手配できない、前日に言ったとしてもエクストラチャージが必要で一人1600円になるとのこと。小さなことかも知れないけど手配済みじゃないので知らなかったら朝食を抜くしかなかったよ┐(´д`)┌。
ツアー会社さんにはもう少し頑張ってほしかったなぁ。
続く