HSハーンリゾートで一夜明けたあとは申し込んでおいたご来光ツアーに参加。
朝6時半集合で小高い丘にバスで向かいます。1400mの高地、乾燥した冬の朝日を7時11分に拝みました。
まだ夜明け前、月と金星をバックに撮ってもらいました。
日の出を拝むご一行
10月11日の日の出は中央アジアのモンゴルで。
うち奥が、なかなかうまく撮ってくれないので、自分でレンズの影を見ながらリモコンシャッター。
ガイドのオギさんと。
夏の緑の草原に昇る朝日もいいかも知れないとふと思いました。
そのまま和朝食をレストランで食べて、午後の乗駱駝(乗馬ではないので)を予約しました。

午前中は散歩したり本を読んだりのんびり過ごしました。ゲルの中は、温度調節する場所が見つけられなかったというのもあって、暖房で暑いくらいでした。
ランチは選択肢のなかから典型的なモンゴル料理にしました。正式名称がわからないので、羊肉ビーフン、小籠包、山羊ひき肉入り揚げ餃子、の3種をメインに副菜や飲み物(ホットチャツァラガン:これだけはメモした)をいただきました。↓右にあるオレンジの飲み物がチャツァラガン

↓揚げ餃子をひとつ食べたところで写真撮ってないことに気付きました。

15時少し前に受付棟に行きます。テーブルの上に、プレッツエルのような物体が4つ。近づいてよくみると骨、きけばヒツジのくるぶしだそうです。4面が、馬、ヒツジ、ラクダ、ヤギ、に割り当てられていて目の出方が34通りになって未来をあてます。

一度振ったら、19番の困難無く幸せ、でした。

受付ではプロテクターを頭、肘、膝、脛に装着します。
ラクダに乗るのは初めてです。ゴビ砂漠から連れてきた年齢7~8歳の兄弟フタコブラクダにそれぞれ乗ります。コロナのせいで3年くらい人間を乗せていなかったので、すっかりいうことをきかなくなっていたそうです。私の乗った弟のほうがどうやらきかないほうで、ひとつ前の時間帯に乗った方はまたがる前に立ち上がられて落ちそうになったそうです。こぶにつかまってなんとか落ちずに済んだのだとか。私の番のときはすんなり乗れたと思っていましたが、奥によると周りの人がしっかり抑えつけていたらしいです。動物に乗るのは体温が感じられていいです。寒い中、お尻だけがじんわり温かい。で、少し困ったのは、ラクダの胴がタルのように太くて丸い(直径1mの丸太にまたがるのを想像プリーズ)ため、股関節が痛いこと。20分程度の乗駱駝で結構限界を感じました。ひとつ前のトピックはモンゴルから投稿したものです。


晩御飯直前の30分に、馬頭琴演奏を頼みました。行く途中のラクダたち。今日はたくさん人を乗せてお疲れ様です。動かずじっとして置物のよう。
会場に入るとモンゴル衣装をまとったさっきまでウェイターだと思っていたバギーさん、大きな馬頭琴を持って待っていました。
ぱっと見、2本の弦を弓で弾くわけですが、弦は数百本の細い馬の毛(しっぽかたてがみか)を束ねたものなんだそうです。現代は細いナイロン繊維。共鳴箱は本来は羊の皮ですが今はギターやバイオリンのような木箱になっています。先端には馬の彫刻があしらってあり、馬の頭の琴というわけです。
馬の速駆けのような弾き方があったり、故郷を思う情緒ある曲があったり、独特の発声法(ホーミー)によるチンギスハーンを称える歌があったりと、生演奏なだけあってかなり感動しました。演奏者のバギーさんは、採用が決まればこの冬は日本で働くみたいなのでまた会えるかも知れません。長野県の池之平ホテルらしいです。
晩御飯は洋コース料理、毎日おいしいものをたくさん食べて胃拡張気味です。
夜は星を撮って、明け方4時くらいに細い月と金星をみて2度寝しました。
↓ぎょしゃ座、おうし座、すばる、木星
↓月と金星。
翌日はゲルをあとにして再びベストウェスタンホテルへ向かいます。まず市内のノミンデパートでお土産探し、ゴビチョコレートとフェルトスリッパ、はちみつとモンゴルミルクティーなど購入。女性陣の要望で1時間半の買い物タイム、人がたくさん混雑していてディスプレイがギラギラした場所が苦手な私にはちょい苦痛。それでも本屋でモンゴルの星の本がないか探しました。結果は見つけられず;;。
お昼は「MODERN NOMARS」で名物料理ホルホグ(石焼きの骨付き羊肉と野菜)、これが今回の旅行では一番好きになった料理。骨からホロホロとはがれる羊のお肉が、うすい塩味でとてもおいしい。
その後、一度ホテルにチェックインして荷物を部屋に入れて、スフバートル広場を見物しました。
↓広場を見渡しドーンと構えているチンギスハーン像。
↓VIVANTでみたような建物(国立オペラ・バレエ劇場)。今調べてみたらバルカ国際銀行ではないらしい。これに似た建物(国立ドラマ劇場)が他の場所にあってロケで使われた。
スフバートルは、1918年に協定を破って自治を取り上げた中国軍を1920年に退けて独立勝ち取ったモンゴルの英雄です。モンゴル紙幣(コインは無い)はチンギスハーンとスフバートルの肖像が使われています。↓20トゥグルグ紙幣(約1円:スフバートル肖像)
次は、国立民族博物館を見学します。日本人8人と現地ガイドのオギさん合計9名が館内を見て歩くのですが、広い館内で他の客がほとんどいないのに執拗に我々団体の中をすり抜ける30歳前後のデブがいます。↓お巡りさんコイツです
3階まで階が代わる度にぴったりとついてきます。あまりの挙動不審さのため博物館内の展示を見る暇がなくなりました。よく観察すると展示を見ているふりをして、せまい場所に私たち観光客が押し込められるときに、間をすり抜けポケットやポーチに手が近づきます。一番狙われていたのはうち奥の後ろ腰に位置していたポーチだったと思います。手を出したらすぐに捕まえてやろうと思ってずっと挙動を見張っていました。途中からはガイドさんの話が聞こえなくなるのを我慢して団体から少し離れた位置から常にその輩に体を向けて警戒態勢に入りました。最後1階まで降りて展示がなくなるとさすがに近くにいられる理由がないのかすたすたと博物館から出て行きました。スリや置き引きは多いらしいので私たちのような外国人観光客は要注意です。
夕飯はホテルの近くの「The BULL」でしゃぶしゃぶ。初めて食べたのが馬肉のしゃぶしゃぶでした。あっさりしておいしかったです。

翌朝は4時半にロビー集合、朝ごはん代わりのお弁当を渡されます。サンドイッチ、りんご、ヨーグルト、スニッカーズ、ミネラルウォーター。バスの中でいただきました。↓空港入口の看板
チンギスハーン国際空港は2021年開港ととても新しい施設でした。モンゴルと日本の友好と協力の象徴としてODA(円借款)で作られたとあります。
6時前に空港到着、チェックインと手荷物預けをしました。オギさんとお別れの挨拶をしようと思っていたのに、ツアーのおばさま二人がビジネスクラスへの変更を要求したのでそちらにかかりっきりになってしまい、できませんでした。大学3年間日本で留学して日本語堪能なオギさん、笑顔が素敵で優秀なガイドさんでした。朝日が昇ったタイミングで機内に乗り込みました。13時10分ごろ成田に到着、帰りも京成スカイライナー使って帰ってきました。駅前でラーメン食べて帰宅。ぐったり疲れて風呂に入ってすぐに寝てしまいました。
横書きのキリル文字がまったく読めない、縦書きのウイグル文字もまったく読めない、聞こえてくるモンゴル語がまったくわからない、ところどころのローマ字があってなんとかわかる、国でした。ちなみに同時通訳ソフトVoiceTraに、ドラマVIVANTの堺雅人のモンゴル語を聞かせてみたところ、日本語字幕と一致しました。あのドラマは俳優さんがきちんとモンゴル語を話してたのですね。
これから海外旅行先として人気が出そうな国だなと思いました。ウランバートルは渋滞と空気の悪さで好きになれないけど、草原のゲルは最高でした。
おしまい。
























