2022年12月23日から一泊。

 

標高が高いので(富士山2合目相当らしい)、この時期はかなり寒いです。

ただ、コテージ泊にしたので暖房完備でなんの問題も無く、さらに旅行支援もあって翌日はキャンプにしては豪華な食事を楽しめました。

 

家を出てからチェックインまで時間があったので「富士山レーダードーム館」に立ち寄りました。

 

富士山山頂にあるレーダードームに関する記念碑的な展示施設です。富士山山頂にある本物の施設からはレーダーアンテナは撤去されていますが、研究施設としては稼働中なのが、見学でわかりました。

 

東京オリンピック(1964年)の翌年が、空梅雨だったお陰で夏の短期間に山頂での建設が達成されたことを知りました。

ドーム骨格は下で組み立てて山頂までヘリコプターで運んだことも知りました。試験的に作業小屋を作って建設を始めたときは作業員の人たちが高山病に苦しんだそうですが、1965年夏の本作業のときは作業小屋の改善をして、健康診断で選抜された屈強な男たちが2倍の給料をもらって、一気に建設したみたいです。レーダー施設は冬でも稼働するのでふもとからの無線完全リモートコントロールができて半径600kmの広大な範囲の雨雲を検知できたそうです。これによっていままで備えることができなかった大型の台風の接近を事前に捕まえることができ防災へ大きく役立つことにつながったそうです。

 

ドーム最上階からは展望台に出られます。そこから見る富士山は何も遮るものが無く美しい山の形がよくわかります。

 

 

チェックイン時間近くになったので、ドーム館から移動してPICA富士ぐりんぱに向かいます。

途中でものすごく短い有料道路(南富士エバーグリーンライン全長8.5km:実際走行はゲートからぐりんぱまで2kmくらい520円)に遭遇します。この有料道路沿いにあるので迂回路はありません。受付で聞いてみると宿泊者は最初入るときの520円は負担してもらって、宿泊中の出入りは領収書を見せれば払い戻ししてくれるとのことでした。ちなみに区間から出るときは無料です。

 

ぐりんぱの施設は遊園地とスキー場に併設されています。冬は遊園地はやっていませんが、お子さんがいる家庭なら夏は涼しいキャンプ場に泊まって遊園地で遊ぶとよいかも知れません。「スノーパーク・イエティ」スキー場は22時までナイターができるようでした。22時で灯りを消してくれるかと思いきや一晩中で煌々と灯りがともっていました。あまり星の撮影には向かないキャンプ場であることは判明しました。

 

この日はクリスマスイブで、サンタクロースの移動がリアルタイムにわかるサイトがあり、昴くんから天体望遠鏡でサンタを撮影するミッションが与えられていましたが、残念ながら撮影できませんでした。(リアルタイムにわかるサイトの見方が後からわかったため) 1富士2サンタ3UFO の撮影がミッションでした。

冬のダイヤモンド

コテージ前にて

別のコテージと星空。ちょっとニュージーランドのテカポ湖教会と南十字座の構図に似てる(似てるのは構図だけ^^;)

北の富士山方向はスキー場の明かりと湿った空気で富士山がよくわからない。

 

翌朝8時頃のテントサイト。5cmくらいの霜柱。

 

メルヘンチックなコテージ。女の子がいるご家庭には人気なんだそうです。

 

うちが泊まったコテージ。

 

外にある水道は凍結防止で水を流しっぱなしにするよう言われてます。飛沫は凍っています。

 

快晴の富士山。

 

この後は山中湖のキャンプ場に移動です。