もちろん模型のすばる望遠鏡です。

 

前回のブログでハワイのすばる望遠鏡が出てきましたが、3Dプリンタもあるし模型でも作ってみるかと思いました。

自分でデータを作らなくても誰かが公開してるかも知れないと思って検索をかけると、そのものズバリ国立天文台が2018年に公開してました。

 

さっそく.STLファイルをダウンロードして印刷用に開いてみるとかなりの大きさ。一番大きい部品が底面 150 x 250 mm あります。

うちの3Dプリンタで出力できるのは約 70 x 130 mm が限界なのですべての部品を50%に縮小して出力することに決めました。

一番下のベースとなっている円は50%サイズにしても出力できる大きさにならないのでCADでデータを半分に切って2回に分けて出力しました。

 

ほとんどの部品は2~4時間で出力できますが、鏡筒部分が一番高さがあって出力に7時間かかるのでこれだけは寝る前にスタートさせて翌朝取り出しました。丸々2日間かかって出力を終わってIPA(イソプロピルアルコール)で洗浄するのですが残量が 100 ml くらいしか残っていなく途中で無くなりました。どうしようかと思っていたら無水エタノールでも洗浄できることがわかりました。無水エタノールはIPAより無害だが、高価(大体IPAの2倍のお値段)なのであまり洗浄に使われないとのことでした。うちの台所にあったので使ってみたらすごくキレイになるうえに手にかかっても痛くなく刺激臭も少なくとても良いものでした。

 

これら3DデータはABS樹脂融解用に作られていてパーツ間で嵌め込みができるミゾやツメが用意されています。うちの3Dプリンタは光造形式なので出力結果が固く、ミゾやツメに弾力が無いので嵌め込みができません。このため、後からミゾをドリルで広げたり、ツメをヤスリで削ったりしなければなりませんでした。

 

各パーツの調整。

 

鏡筒と土台。

 

ネジ止め。巨大な一枚反射鏡は直径 8.2 m。今回の模型は1/220なので、人の模型は8mm弱。

 

仰角60度くらい正面。

 

横から。

クレジット:国立天文台

 

1/220 すばる望遠鏡の模型、完成。

望遠鏡を格納する建物の設計には気流のシミュレーションなんかもしたようです。建物のほうも欲しくなりました。