11月19日(金)は久しぶりに堂平天文台のあるキャンプ場に宿泊してきました。

 

過去の記録から2009年11月21日が最初の宿泊。その後数回訪れているはずですがたぶん10年ぶりの再訪です。

 

冬の満月は高いので調べてみると方位角66度あたりから昇って、食最大のときでも方位角80度高度17度あたり。

東側というより東北東が開けた撮影場所を探しました。

結果上の写真右の天文ドーム玄関脇が最適だとわかり、天体望遠鏡を設置して月の出を待っていました。

 

日没直後の西の空16時33分。

 

よく見る景色でしたが、雲がそれなりにあったので太陽が沈んでからの夕焼けが見事でした。

真っ赤。

 

さらに。16時47分。

バラ色。

 

スマホで夕焼けを撮りつつ、天体望遠鏡では地平線から出たばかりの満月を撮ってました。

16時43分。高度1度49分。まばらな木々の間から、そして雲が薄くかかっていましたが大きく見える月。

 

月食を見始めた直後、同じ宿泊客と思しき家族連れが、天文台に向う急登をやってきました。先頭は元気な男の子。

「もう月食始まってますよ」と声をかけると

「あのね、今日は98%の皆既月食なんだよ」と男の子。お父さんのお下がりの望遠付きカメラを首に下げています。

さらに「さっきね、夕陽の下に光が出て、天使の階段っていうんだよ」

「おお、よく知ってるね!」と私。お主なかなかやるなと感心してると、なんと6歳の幼稚園児と判明。

お母さんから話をうかがうと、同じ所沢市からきたこと、星が好きで図鑑や図書館の本で勉強してること、文字が読めて、掛け算99も半分くらいできること、星座の話をしたらやまねこ座を知っていたり、くじら座の尻尾が丸くなっていることを知っていたり、ハワイのすばる望遠鏡を知っていたり、こちらが驚く知識量でした。

 

月食の間は一緒にお話ししながら過ごしました。

 

16時54分。高度3度51分。雲が切れたのでよく見えました。

 

17時41分。高度12度47分。肉眼で見て赤くきれいな時間帯でした。

 

食の最大と言われた18時3分は雲がかかってよく見えませんでしたが、かえって食分がわかりやすいかも。98%っていう感じがします。

 

18時11分。高度18度38分。ときがわ町や東松山市や鶴ヶ島あたりの街明かりがまぶしいです。雲が多いのもわかります。

 

写真の部分を切り抜いてみると、すばるも月の左側4度くらいに写ってます。

 

晩御飯後また一緒に星を見る約束をして、望遠鏡を宿泊ゲルの前に運びました(急坂で筋肉痛)。

 

金星や木星、土星、満月、ベガ、すばる、オリオン大星雲などを天体望遠鏡で観察。

沈みつつある夏の大三角、アルタイル、ベガ、デネブの見える場所を確認したり、充実の観望会になりました。

Sくんの質問も鋭いものが多くて、お母さんもいっぱい勉強しないとならないようでした。

満月が明るすぎて、暗めの天体は導入ができなかったのもあって22時にはお開きになりました。

 

Sくん一家は11月初めの新月期にも堂平に泊まったらしく、その時の日の出がとても素晴らしく感動だったそう。

その感動を私たちにも教えたくて「明日5時半に起きて一緒に日の出を見よう」と言ってくれました。

 

翌日は6時に起きて日の出を待ってました。

6時22分。かすかに太陽のふちが見えます。

 

一眼カメラの望遠に持ち替えようと一度ゲルに戻って再び外に出ると、「いま、起きた~」とSくんがうちにきました。

一緒に日の出の写真を撮りました。

6時25分。

 

Sくんと望遠鏡。望遠鏡の三脚は一番低くして見やすいようにしてましたが、6歳だとまだ高いです^^。

 

チェックアウトして、いよいよお別れの時になったとき、Sくんがボロボロ涙を流して泣いています。昨日の晩たくさんお話して仲良しになってしまったので別れが辛かったようでした。私もちょっともらい泣きしそうでした。

再会を約束して堂平をあとにしました。

 

この日は次のキャンプ地、「グリーンパークふきわれ」に向かいました。