緊急事態宣言明けとなった10月2日から2泊してきました。
前回は天気に恵まれなかったのですが、今回は大晴天。
星撮りは、日中天気が良すぎて暑さのせいで夜半の結露がすごいことになりました。
到着直後。区画1番。
設営完了
晩御飯はアヒージョ(前回もアヒージョ、定番になりつつあるか?)。自宅でにんにくとアンチョビを細かく刻んでトマトやマッシュルームとともに広口びんにオリーブ油で浸して持参。
今回初となる牛肉の薄切りの岩塩焼きもいただきました。
ピンク色の板状のものが岩塩。アヒージョ用のフランスパンも見えます。
食事のあとは焚き火。夕方から冷えが早くて、焚き火で暖を取りました。
19時半くらいから天体望遠鏡の組み立て、20時前には星空観望になりました。
左にペガスス座、下にみずがめ座、右上にこうま座、いるか座、右下にやぎ座。やぎ座に明るい木星。
北東方向。カシオペア座、ペルセウス座、アンドロメダ座、さんかく座、など。
南西方向。やぎ座は木星と土星を抱えてます。天の川にわし座。
適当撮りなので目に付く星からどんどん。M45、すばる。
秋といえば定番のM31、アンドロメダ大星雲。
ミラクを軸に反対側に、さんかく座の銀河M33。
土星と衛星。
海王星。写真を撮り始めた頃は、みずがめ座の2本の線の内側にあったような気がする。いまではうお座の頭のほうが近い。
海王星とほぼ重なっていますが、本体上部やや左にトリトン。
ちかくにある大きな惑星状星雲NGC7293。
こと座にあるM57リング星雲。眼視でも楽しんだ。
天王星もわりと近くに。
天王星の左にかすかに衛星オベロンがみえる。
23時過ぎには移動の疲れもあっていったん撤収。
深夜からの気温の低下が激しく、シュラフ2枚と毛布では震えがくるほど寒く、ほとんど寝られなかった。
翌日も快晴。
朝食後、気温が上がってから寝たので12時近くに起床。上の写真は昼頃。
お昼は会津にある道の駅たじまでリンゴやナシ、天然水やノンアルビールなどを買い出し。
晩御飯は、牛肉をたっぷり(一人250g)使ったすき焼きでした。シメのうどんがさらに絶品でした。写真が無いのは携帯電話が圏外のためバッテリーを高消費してしまい車の中で充電中だったため。
焚火を楽しんだあと、再び天体観望開始。
木星と衛星。
たて座にある散開星団M11(野鴨星団:Wildduck cluster)。天の川の中にあるのでさらに派手。
わし座付近の天の川を立ての構図で。
やぎ座。木星と土星がちょうど口角位置にあるような星座に見える。
ペルセウス座、すばる、おうし座。
最後は記念のペガスス座51番星(51 Peg)
26年前の今日、1995年10月6日、太陽以外の恒星で初めて惑星が発見されたのがこのペガスス座51番星。ドップラー偏移法で発見されたホットジュピターPeg51bが恒星のすぐ近く0.05auで回っている。2019年にこの系外惑星の発見によってミッシェルさん、ディディエさんの2人がノーベル物理学賞受賞。
23時ころに撤収し、ホッカイロとダウンを着込み熟睡しました。翌日4時半ころトイレに行きたくなってテントを出ると東の空に細ーいお月様。地球照が肉眼でも見えるほどでした。
ひさびさに天気に恵まれて星を満喫したキャンプでした。