5月1日2日と「駒ヶ根キャンプセンター」2泊。

5月3日4日はタイトルの「阿寺渓谷キャンプ場」2泊してきました。

 

駒ヶ根キャンプセンターのほうは既設の5人用テント泊。1日2日は雨だったので助かりました。

肌寒い時期に、雨の中にテント設営、雨の中でテント撤収は、つらいものがあります。

ここは公営キャンプ場で、付帯設備が豪華な割りに安価な印象があります。たぶん受付棟建物だけで1億円くらい、トイレ棟数も多く、個室も多いです。シャワー棟内にもシャワーが10室、20分お湯使い放題で100円だったりします。私設/会社設のキャンプ場ではこうはいきません。

 

2日の朝は、カレーライスとソーセージ。天文写真屋からキャンプに入門したので、キャンプ場でカレーを食べるのは大人になってからは初。

最初の頃はレジャーシート敷いてカップヌードルやおにぎりなどでした。

昼すぎに近場を散策すると大田切川の向こうにマルスウイスキー蒸留所。

 

 

予定では2日に千畳敷カール散策でしたが、雨で断念。霊犬早太郎が祀ってある光前寺に行きました。←ゆるキャン△シーズン2で、しまりんも早太郎に会いに行ってました。

寺内、本堂に向かう道沿いは光苔だらけ。

早太郎のみ撮影可。

うち奥は早太郎おみくじ(500円)を買い、中吉を引いてました^^;

 

翌朝3日は晴れて、午前中時間があるので大田切川沿いの道をさかのぼります。

遠くに見える雪をかぶっているのがたぶん、木曽駒ケ岳。

こまくさ橋まで行きました。

 

10時チェックアウトで駒ヶ根キャンプセンターを出発して約80km、阿寺渓谷キャンプ場に13時少し前に到着します。途中の道が狭く、すれ違い用に道幅がある部分が点在します。何度も対向車と鉢合わせして、都度バックで道を譲ったり、譲られたり、谷側はガードレール無しの絶壁も多いので運転には神経を使います。また阿寺川の轟々響く川音で歩行者が車の接近に気が付かない(自分たちも歩いたので何度も車に驚かされたので実感)ので注意です。

 

予約できたのは3.5m×5mの小区画サイト。なんとかうちのモンベル・ムーンライトテントが張れる大きさでした。日中は15度くらい、日差しがあれば暖かい気温。木陰はとにかく爽やかで涼しく、川から吹く風が心地よいところでした。

とにかく川の色がきれい。

夜は寒いので焚き火で暖をとりながらのんびりしました。

 

4日は渓谷沿いの道を下って行くトレッキングを楽しみました。阿寺ブルーと言われる美しいエメラルド色の川と新緑の取り合わせは絶品でした。個人的には海王星の色に似ているなぁなんて思ってました。

この渓谷一番の深淵「牛が淵」

熊の親子が水浴びしていたという「熊が淵」

別の角度から。色もさることながら透明度も抜群。

 

狐が淵・狸が淵

 

木曾の材木を1966年まで運んでいたミニSL用鉄道。朽ちて危険なので入れません。

 

千畳岩

ここで折り返してキャンプ場に戻ります。

 

サイトに戻ってから川の水にほてった足を付けて疲れを癒しました。水温はとても低く長時間は浸っていられません。だいたい18000歩、4時間歩いて戻ってきました。河原で紅茶とアップルパイのお昼ご飯です。

 

渓谷のドン突きにあるキャンプ場なので、夜は真っ暗です。ま、いつものごとく22時消灯が守れない煌々とLEDランタンを一晩中付けているキャンパーさんもいるわけなんですが、50mもサイトから離れれば、さすが長野、漆黒の闇です。

渓谷沿いの森林の中なので見える星は天頂付近に限られますが、星の背景も真っ暗で最高でした。

 

 

空気、清流、夜空、どれも素晴らしく、また訪れてみたいキャンプ場でした。