先月のサイエンスで特集されていた翼竜。

 

中生代に恐竜より先に空を制していた怪物です。

※恐竜は白亜紀最後のほうで始祖鳥が出て、鳥類となり空を制するようになります。ちなみに哺乳類もコウモリなどかなり後から空に進出。

 

恐竜とは進化の系統が違うらしく、飛び始めた先祖はまだよくわかっていないという話も。

きりんと同じサイズの動物が空を飛び(F16戦闘機の大きさとも喩えていました)、地上を逃げ惑う恐竜をパクパク食べていたそうです。

よく映画に出てくるドラゴンが火は吹かないけど似ています。ただプロポーションは異様で2頭身~1.3頭身といった具合に頭と首を足した長さが全長の75%くらいになるほど頭でっかちです。

 

そんな中、翼竜ネミコロプテルス(Nemicolopterus)は翼長20cm程度、木につかまって昆虫などを食べていた最小のものです。

3Dデータはネットに落ちていなかったので、イラストを見てCADで書いて3Dにしてみました。

今回の3D印刷ではほぼ実物大でデータを作りましたが、プリンタの制約で1/2スケールで印刷しました。

ネミコロプテルスは大体2頭身ですが、飛行形態のときはそれを異様と思わせないバランスの良さを感じます。

 

設計にあたり、イメージファイルを下敷きに曲線を描いて作ろうと思いました。

ところがイメージモジュールがまともに機能せず、FreeCADのフォーラムを検索しました。

すると、FreeCAD最新版0.18の64bit版は、Qtのバージョンの問題でGeForce系のグラボじゃないとAccessViorationで機能しないとのこと。

回避するにはプレリリース版0.19を使うか、32bit版を使うかでした。

0.19版は自分で7Zipを解凍しなければならず、7Zipも持っていないので、FreeCAD0.18の32bit版に入れ直しました。

 

イラストをなぞって翼や胴体や頭を描き、翼を広げたり、胴体を360度回したり、頭をスイープさせたりして3Dデータを作りました。

 

印刷して一番薄い翼先端の厚さはたった0.5mm。

それでもきちんと印刷されました。なかなかこの3Dプリンタ、精度高いと感心しました。