ブログ読者になっている方々の写真を見て、次の新月時期にキャンプに行けたら狙おうと思っていたC/2019 Y4(ATLAS)彗星

3月末にJPL(ジェット推進研究所)ウェブページでどの辺に見えるかチェックしていました。

時節柄どこにも出かけられないのでベランダ観望の機会をうかがっていました。

しかし本当に快晴になったときの東側限定の夜空・・・が厳しい条件。

 

昨日やっと条件が整ったのですが、JPLウエブページでエラー。

一昨日見たときは計算結果が出ており、40 Cas(カシオペア座40番星)あたり、ページをリロードしたら選択肢が出るようになって、エフェメリスの計算結果が出なくなりました。

昨日も同じくエラーなので、40 Cas 周辺をカメラで撮ってPCで強調すれば出てくるだろうと思ってました。

 

結果はタイトルにもあるように空振り。

4月7日あたりに分裂していて、現在JPL上では ATLAS-A ~ ATLAS-D なら計算結果が出ます。

星好きの皆さんならとっくの昔に知っていたアトラス彗星の分裂を、ウェブデータと実観測の失敗によって知るという情け無い結末となりました。

 

本当の目的から外れてますが、いくつか星を撮影したので載せておきます。光害あふれる地での撮影、雲があるとISO1600だと10秒で真っ白。

 

M57(リング星雲)。自宅で撮るのは7年3ヶ月ぶり。かろうじて眼視できました。トリミング。

元画像

 

アルビレオ。

元画像。

 

木星と衛星。エウロパは木星の向こう側で見えない。

 

土星と衛星。

 

4月後半なのに冷たい風が吹く寒い夜でした。