11月26日は、Real Journeys 社が催行しているミルフォードトラック1日ハイキングに参加です。

テアナウ湖のほとりのレイクフロントカフェに9時10分集合。前日チェックしてあるので安心でした。

 

カフェでは、事前の注意と雨が多い場所なのでレインコートを持っているか聞かれます。

それと雨で湖の水かさが増しているので、上陸する際、くるぶしまで水に浸かるため裸足になってもらわないといけないと言われます。

 

参加メンバーは私たち夫婦と、日本人5人グループ、オーストラリア人ソロ2人、カナダ人ソロ。

この5人グループのリーダー格の人が「アジアの星一番」さん。

 

待ち合わせ場所で、うちの奥さんと英語で会話しています。英語で「どちらから?」「日本です」「おー私も日本から」「・・・」

日本人どうしで英語で会話しているので、私が「日本語で話せば?」と割り込むと「あ、そうですね」と切り替わりました。

 

同行ガイドは Will さん。陽気でジョーク好きのおじさんです。

ツアーは、テアナウ湖沿いの道を車で北上して、テアナウダウンズまで行きます。そこから小型船に乗り換えてミルフォードトラックスタート地点に行きます。天気は小雨。レインコート着用でのトレッキングです。テアナウ湖からの写真↓

 

靴と靴下を脱いで桟橋を渡り、上陸後に手ぬぐいで足を拭いて靴を履きなおしトレッキングスタートです。

 

 

本来のミルフォードトラックは3泊4日53km行くようです。食事やテントを持参して自力で踏破するものみたいです。それだと厳しいので食事や寝床が確保されている山小屋泊プランもあります。我々は往復11kmの1日ハイキングなのでお手軽でその日のうちに帰れるプランです。

 

いきなり原生林の中といった風情。とにかくMOSS(苔)だらけ。

 

途中で「これがニュージーランド最大のジャイアントモスだ~」と Will さん。実物は直径1cmくらいのコケなんでコケにしては大きいけど所詮コケなのでものすごくちっちゃい。それが本人的には面白いらしくて(もちろん私たちも)、何度も「ジャーイアーントモース!」を連呼します。

 

これは中国に持ち帰れば大金持ち、薬になるサルノコシカケ。Willさん、日本語もよく知ってます。

 

ゼンマイのようにのびているシダの芽が、アーモンド味がすることや、ペッパー味の葉など(ちょっとした痛み止めになる)体験学習的な要素もたくさんあります。マオリの言葉でKORUというのが空港などでも見かけられました(KORU ROUNGEなど)が、実物はシダの新芽で、「新生」「成長」を意味するものだそうです。オールブラックスのジャージについているのは、シルバーファーンといって葉の裏が銀色のシダです。夜暗い道を行くときに裏返しにして月明かりでも目印になるものなのだそうです。ニュージーランドといったらシダの王国なんですね。

 

お昼ご飯です。GRADE House という場所でいただきます。お昼をここで取っていたのは私たちツアーの11人だけ。

 

5人組はレインコートを借りて参加していました。

 

地面には普通に野いちごの花が咲いています。

 

クリントン川のほとりを行き、先のつり橋を渡ります。

 

つり橋です。帰り渡るとき下を見ると大きなうなぎがいました。日本のうなぎとはサイズがとても大きくて太く、調理法方はだいぶ違うようです。

 

これはラン科植物で、昆虫がもぐりこむと背中に花粉を押し付ける構造になってるそうです。

 

カウリパインの木だったと思いますが、大きくて根の部分に入れたりします。

 

しばらく歩くと折り返し地点の湿地帯に着きます。

これは食虫植物モウセンゴケだそう。

 

この先にはグリーンヒビがいるから気をつけろよ、といわれて「ヒビ」って何?と思っていました。

蛇(HEBI)を英語話す人が読むと「ヒビ」になってしまうというわけでした。蛇=HEAVYのように表記してあれば正しい発音になりそう。

 

これはライオンモス

 

帰りは同じ道を辿ります。

ツアーが終わってテアナウの町に戻ったときに、携帯電話で歩数を確認すると16855歩、12Km、よく歩きました。平坦な道なので楽にトレッキングが楽しめました。空気はきれいだし緑と木々に囲まれた湿地を行くのでリフレッシュされた気がします。

 

Bailiez Cafe でビールとハンバーガーの夕食。奥はシカ肉バーガー、私はクラッシックなビーフバーガー、かなりの大きさです。

さらにポテトがおいしくてボリューム大。マクドナルドのポテトLの3倍くらい量がある感じ。食べても食べてもなくならない。

 

翌朝用のサンドイッチなどをスーパーで購入してテアナウのホテルに戻り、ぐっすり就寝しました。