6月1日から1泊。山梨県長野県の境にあり、標高約1500mの広々とした公園キャンプ場。

奇岩を寄せ集めたような「瑞牆山(みずがきやま)」登山のためのベースでもあります。

しらかばの森にあり、空気が新鮮でさわやかです。

 

アズマシャクナゲやツツジが満開で、あとから調べると6月上旬はこれらの花のベストシーズンでした。

 

 

 

到着して、山菜そばをいただき、夜は持参したヤキトリねぎま串、アスパラベーコン串、牛タンつくね串、豚ロースステーキ、じゃがいも、きゅうり、マシュマロ、などを炭火で焼いて楽しみました(食材多過ぎで食べすぎ;;)

 

SCWに拠ると20時と23時ごろわずかに晴れ間、一応天体望遠鏡を設置しておきます。

サイトは街灯が無く、キャンパーが灯を落とせば真っ暗になる星見には好条件。

ただここ、ツキノワグマの生息地で、公園周りにはクマ除けの高電圧線が張り巡らされています。しかし芝生の上にシカのフンがあることや、深夜電圧線に突っ込んでいく人を目撃など、実際には電流が通っていない疑いがあります。

 

全天に薄く雲がかかり、1~3等星が見えるのがやっとで、銀河の撮影などは早々にあきらめました。

山頂に程近い場所にある奇岩、「大ヤスリ岩」に向けて13秒露出。山頂も撮ってみました。

 

ここでふと、みずがき山の中腹を見ると、星状の光点が2つほど動いています。

登山者のヘッデンにバーティノフマスクを使って焦点を合わせ、5~6枚撮影してみました。

 

 

月の無い夜の20時半の真っ暗闇を登山してるんですね。

 

23時頃は、もう少し山の下の方に2つ光点がありました。同じ人たちかはわかりませんが、深夜でも登山者が絶えないのは驚きでした。

 

ビクセンからの会報誌に、北斗七星のミザール(2等星)・アルコル(4等星)記事があったので、検証してみました。

明るい方のミザールは2連星だそうで、ミザールA(主星)・ミザールB(伴星)の名を持ち、さらにそれぞれが2連星なんだそうです。

 

雲がかかってきて星が暗くなり、より分離がわかりやすくなりました。

 

翌朝は、フリーズドライの野菜カレーと前日のホイル焼きじゃがいも、現地で買ったぶどうジャムをビスケットにのせて食べ、そしてコーヒーが最高でした。

 

瑞牆山から昇る太陽と望遠鏡で一枚