マスターリンク表を角度でソートし作り直しました。

54万件シーケンシャル検索だったのをバイナリーサーチへ変更。

 

写真から計算した小数点データをマスターと照合するのでぴったりの値を検索できるわけではありません。(整数値のバイナリーサーチが速いのは既知ですが、小数点では工夫が要ります)

 

それでも劇的に高速になりました。前回4秒程度かかっていたものが、0.3秒程度。

10倍ほど速くなりました。

 

このように高速化しようとした理由は、写真から相対等級がうまく判別できないこと。

判別できなければ近い明るさ順位を強引に入れ替えて、何度も計算をやり直す方式を計画したからです。10倍速くなれば、10回程度入れ替えリストで実行しても気にならないはず。

 

この写真からSIFT特徴点を求めるのには2分半程度かかりますが、リンク表から撮影方向を検知する速度が0.3秒、何度もやり直しが気軽にできるようになりました。

 

写真から求めたリンク図はこれ↓

 

結果は、428→434→435→436、がマスターリンクと合致し、

ra=293.547869, de=28.415645, l=0.351381, m=-0.806278, n=0.475864, src=445051, dst=481731.

で、中央付近にある2重星はアルビレオと判定できました^^。

 

少しずつ正解率が上がってきつつあります。

 

おまけ:

19時半ごろ VIXEN SA-70S 屈折望遠鏡で火星と土星を眼視で楽しみました。

オルソ6mm倍率100倍で見る火星はまん丸オレンジ、土星の本体より大きく見えました(輪の直径には負けていた感じがします)。

こんな感じの模様が見えました↓上辺には少し青ハロがついてましたが描けませんでした^^;