LED好きな私ですが、表示機としてかなり有名な7セグメントLEDは一つも持っていません^^;

何十年も前からあるし、価格も1個100円もあれば買える品物です。

 

前回GPSぴったり時計(1秒点滅がぴったりきます)のコアができてるので、大きな表示に変更すると置き時計になるかと思い、通販サイトを見てまわったのですが、安くていい色のものがありませんでした。

 

考えてみれば7個LEDを並べるだけでいいし、手持ちの部品で自作できそうな気がしてきました(これが間違いの元)。

 

点光源に近いLED光を棒状に見せるにはどうしたらいいのだろう、とか視認性はどうなんだろうか、とか、どうせ自作なら変わった数字デザインにしようか、などなど考えました。

が、結局はオーソドックスな形が一番わかりやすいと結論し設計を始めました。

 

いつものごとくPCBEで設計して紙に印刷して基板を彫ります。

そして、今回はさらに板状シリコンゴムをくりぬいて発光体の型を作ります。

 

表面実装のチップLEDを半田付け。

 

以前「天の川銀河を作る」で使ったUVレジンを型に流し込みます。

 

今日は天気がよかったので太陽のUV(紫外線)で凝固させました。型をていねいに抜き取るとこんな感じにできあがります。写真撮る前にはみ出たレジンの除去をしています。

真上から

斜め上から。ちょっと氷の粒のようにも見えてきれいです。

 

チップ抵抗も取り付けます。型の都合で後から抵抗をつける必要があったのですが、数字の内側は半田ごての先が届きにくくてそれは大変でした。

 

周りを囲って白色プラキャストを流して豆腐のような外観になりました。

 

点灯テスト「1」

 

点灯テスト「3」

 

点灯テスト「5」、斜め上から撮ってみました。

 

 

よーく見ると市販品に比べ粗が目立ちますが、離れて見るぶんにはきれいに見えます。

問題はこれを作るのにかかった時間・・・昨日夜からトータル10時間くらい;;

1個100円くらいで買えるものなのに^^;

 

時計にするにはあと最低3つは作らないとならないかと思うと気が遠くなります(今年はGWどこにもいけないからちょうどいいか^^;)。