10月10日からの3連休は、津南キャンプ場を再訪しました。

初日夜は、夏の大三角程度がかろうじてわかるくらいの曇り。

翌日は、午前中晴れ→午後から深夜にかけて暴風雨。

3日目の早朝(3時~)のみ快晴!でした。

南乗鞍キャンプ場のBBQイベントでマスターした「炭起こし」、ここで大いに役立ちました。
(太い薪(細い焚き木(ダンボール(新聞紙))))を富士山状に組み、盛大に燃え始まったら、炭を投入して火を炭に移すようにします。17時半頃↓


あとは薪が燃えきっても、長いこと炭がぼんやり赤々と熱を発し続けます。
津南ポークの塩麹漬け、味付き焼肉、ソーセージ2種、といった肉類、ピーマン、たまねぎ、しめじといった野菜、これらを炭火で焼いて、うちから持ってきた塩むすびで食べます。
あ、濡れた新聞紙とアルミホイルで包んで火元に置いておくだけの「じゃがバター」も作りました。18時半頃↓


星見メインでの遠征ではレトルトかカップめんで済ませたことしかなかったのですが、天気が曇りとわかっていたので、初めて本格的なBBQ夕食です。これが寒い秋に火を囲んで食べるのでおいしいこと。満腹になって就寝です。


翌日はGPVで午前中のみ晴れることがわかっていたので、キャンプ場に隣接する山伏山(903m)に登山しました。


900mの山といってもキャンプ場自体が800mのところにあるので、高さ100m登るだけです。しかし正面からみると正三角形のような山ですので、直線的には急勾配過ぎて登れないため、なんども折り返しの長い道のりを行きます。
登りは約45分、降りは30分かかりました。

頂上からはキャンプ場全体が見渡せます。


自分たちのテントも見えます。

山頂にある鐘。山頂付近は紅葉が始まってました。


昼少し過ぎに下山して、センターハウスで夕食用にレトルトカレーと食パンを買います。
南魚沼産こしひかり1kgを途中道の駅で買ってきているのでカレーライスになる予定でした。

が、午後から風が強くなり、黒い雲がものすごい勢いで空を流れていきます。
あっという間に土砂降りになり、タープの下でも煮炊きが難しい感じになってしまいました。
今回は、サブポールを購入して初の実践投入で、タープの張り方を変えていたので、雨が大量に屋根に溜まってしまい、30分おきくらいにバケツ数杯分はあろうかという水をタープ下から押し上げて落とす作業をしてました。あとから紐を一本地面に張って、屋根全体を斜めにして溜まりにくくして対応しました。

結局17時くらいに雨風が小康状態になった隙に、真っ暗な中(ろうそくカンテラのみ)レトルトカレーを温めてパンをつけて食べるだけの夕食になりました。

GPVで深夜2時くらいから晴れる予報が出ていたので、夕食後は睡眠です。
ただ、雨音はうるさいですし、ときどき爆弾のような風の固まりがテントを直撃して目が覚めます。1時に起きて天体望遠鏡を設置するつもりが、眠りが浅かったせいか寝過ごして3時になってしまいました。それも寒さで目が覚めました。

しまった寝過ごしたと思いつつ、テントから顔を出すと、雲ひとつない快晴!
風も凪いでいます。
4時半には明るくなるとわかっていて望遠鏡を出す暇がないので素カメラのまま星空を撮影することにしました。

山伏山に縦に落ちる天の川。


雨で大気中のチリやほこりが洗い流されたせいでしょう、肉眼でアンドロメダ大銀河やさんかく座M33銀河が見える素晴らしい夜空でした。


つづきます