数Vという比較的小さな交流の電圧を測定するためにミリバルというオペアンプを利用した回路があることを教えてもらいました。
参考:交流電圧計(ミリバル)の簡単な作り方
実装にあたってのヒントをよく読んでブレッドボード上で組んでみましたが、最初思うようにいきませんでした。
ひとつには交流信号源の問題があります。
PIC16F1705で作った64Hzの正弦波は2.5Vを中心とした0.55~4.45Vの電圧が出力されています。交流といっても2.5Vの直流成分があります。
もうひとつはオペアンプの電源です。
MAU106というトランスがあるので5V入力で±5Vが作りだせるのですが、トランスの中間タップにあたるCOM(=0V)の扱いがよくわかりませんでした。
信号源のGNDとCOMをつないでしまったらアイソレートの意味が無いのではないかと思ったからです。
実装のヒントから、使用するオペアンプはJFET入力のもの、というのがあり部品箱を探します。
とっても古いものだと思いますが、TL074CNという4回路入りオペアンプが見つかり、調べてみるとJFET入力でした。
さらに、直流成分をカットするにはコンデンサ、ということで1uFのコンデンサを直列に入れることにしました。
さらにさらに、前段にボルテッジフォロワを入れるとよい、ということなのでTL074CNは4回路入りなのでボルテッジフォロワを組むことにしました。
今回の実験のような低周波では不要ですが、「高周波で入力インピーダンスが低下しない交流結合」、という回路があったので使ってみました。
できあがった回路図
この回路で入力にPICから正弦波を送ります。
この正弦波のDC電圧を測ってみたら約2.5Vでした。AC電圧を測ってみたら約1.4Vでした。
正弦波の高さ(振幅の1/2)は1.95Vなので、1.95/√2≒1.4Vで大体合ってるようです。
コンデンサを通したあとのDC電圧は数ミリボルト、AC電圧は約1.4Vのままです。
最初MAU106のCOMが未接続のときは、最後のOut±のDC電圧は0.866Vでしたが、COMをGNDに接続したところ1.39Vとなりました。
上図でR4が100kΩのときは1.26Vで、R4を110kΩに変更したところ1.39Vという結果となりました。
お気づきかと思いますが、私が持っているDMM(テスタ)は、ファンクション切り替えでAC電圧が数ミリボルトまで測れるものでした^^。
なんとミリバルのモジュール化は不要でした^^;
参考:交流電圧計(ミリバル)の簡単な作り方
実装にあたってのヒントをよく読んでブレッドボード上で組んでみましたが、最初思うようにいきませんでした。
ひとつには交流信号源の問題があります。
PIC16F1705で作った64Hzの正弦波は2.5Vを中心とした0.55~4.45Vの電圧が出力されています。交流といっても2.5Vの直流成分があります。
もうひとつはオペアンプの電源です。
MAU106というトランスがあるので5V入力で±5Vが作りだせるのですが、トランスの中間タップにあたるCOM(=0V)の扱いがよくわかりませんでした。
信号源のGNDとCOMをつないでしまったらアイソレートの意味が無いのではないかと思ったからです。
実装のヒントから、使用するオペアンプはJFET入力のもの、というのがあり部品箱を探します。
とっても古いものだと思いますが、TL074CNという4回路入りオペアンプが見つかり、調べてみるとJFET入力でした。
さらに、直流成分をカットするにはコンデンサ、ということで1uFのコンデンサを直列に入れることにしました。
さらにさらに、前段にボルテッジフォロワを入れるとよい、ということなのでTL074CNは4回路入りなのでボルテッジフォロワを組むことにしました。
今回の実験のような低周波では不要ですが、「高周波で入力インピーダンスが低下しない交流結合」、という回路があったので使ってみました。
できあがった回路図
この回路で入力にPICから正弦波を送ります。
この正弦波のDC電圧を測ってみたら約2.5Vでした。AC電圧を測ってみたら約1.4Vでした。
正弦波の高さ(振幅の1/2)は1.95Vなので、1.95/√2≒1.4Vで大体合ってるようです。
コンデンサを通したあとのDC電圧は数ミリボルト、AC電圧は約1.4Vのままです。
最初MAU106のCOMが未接続のときは、最後のOut±のDC電圧は0.866Vでしたが、COMをGNDに接続したところ1.39Vとなりました。
上図でR4が100kΩのときは1.26Vで、R4を110kΩに変更したところ1.39Vという結果となりました。
お気づきかと思いますが、私が持っているDMM(テスタ)は、ファンクション切り替えでAC電圧が数ミリボルトまで測れるものでした^^。
なんとミリバルのモジュール化は不要でした^^;