夜空を見上げると、1等星や2等星が大きな三角形を作って方角や時刻を教えてくれたり、他の星を見つけるための目印になってくれます。

今の時期だと「夏の大三角」、ベガ、デネブ、アルタイル。

春なら「春の大三角」、スピカ、アルクトゥルス、デネボラ

冬なら「冬の大三角」、ベテルギウス、シリウス、プロキオン


前々から、冬の大三角は正三角形に近いなぁ~って思っていたのですが、確かめたことはありませんでした。

そういえば大きさはどれが一番大きいのか、どれが一番、正三角に近いのかも知りません。

夏の大三角はどうみても三角定規の二等辺じゃない方に近いので正三角形レースからは脱落。

星表からきちんと計算してアバウトに作図してみました。緑の線は参考です。


正三角形レースの結果は、
1位:冬の大三角。プロキオンがあと1度ちょっと遠かったらほぼ正三角形。

2位:春の大三角。デネボラが離れすぎていて縦長二等辺三角に近い形。

3位:夏の大三角。億劫がって図示すらせず。


大きさ(面積)レースの結果は、
1位:春の大三角。デネボラが離れているのが貢献。

2位:夏の大三角。ベガ-デネブ間がシリウス-ベテルギウス間に近く、アルタイルが離れているのが貢献。

3位:冬の大三角。一番コンパクトでした。

どれも一辺が大体同じ大きさ、25~35度程度=こぶし2~3個分になっているのは面白いです。

ちょっとしたクイズとしても出せそうです。


一番大きい正三角形は天球の大円上で120度づつ離れた3星なんでしょうけど、見るのは難しいだろうな・・・魚眼レンズで大気差で浮き上がったところを捉えれば、地平すれすれに3つ・・・なんて想像してみたり。

お遊びですが、うちの撮影環境で撮れる(9等級までで)限りなく正三角形に近い3星を一組見つけました。
1度離れた星なら縦になんとか収まるので条件は1度未満で探していきました。南天の正三角形はちらほら見つかりますが北半球で見ることはできないものばかり。やっと見つけたこれらの星は約0.95度ずつ離れて1辺の差は±6.5秒以内です。やはりというか星の密集度が高い天の川の中でした。


「はくちょう座」のクロスの近く、この辺です。機会があったら撮ってみたいと思います。