3月17日02:37撮影

自宅ベランダから、いて座の辺りを撮影するのは非常に困難を伴います。
限られた領域ではあれど、視界に入ってくれるなら儲け物です。
深夜3時近くになると、東南方向はこんな感じです。


M16のあたりは非常に星形成が盛んなところで、分子雲の中に恒星が生まれるところが捉えられたりしています。

英語版Wikipediaリンク先の写真のようにハッブル宇宙望遠鏡が撮った「創造の柱」(Pillars of Creation)は有名です。創造の柱の真ん中を星の女王のシルエットに見立ててM16の一部を「Star Queen Nebula」と呼んだりするようです
↓(Wikipedia)
真ん中の柱が「Star Queen」

赤い星雲はお手上げのわがNEX-5、もちろん「わし」の姿かたちなど捉えようもありません(TωT)
ま、取りあえずメシエマラソンに進捗あり、証拠のひとしなといったところです。

R200SS,LPS-P2,NEX-5.ISO1600,20秒x4枚コンポジット、全体縮小
M16


クロップ後、1/2に縮小



もはや、ただの散開星団ですね;;



いて座もうひとつ、M17はオメガ星雲という名前でも有名です。
ギリシャ文字Ω(オメガ)に似ているのでこの名前があります。かろうじて写真からわかるでしょうか。白鳥の頭に似ていることから白鳥星雲ともいうそうです。
メシエさんは、オリオンのベルトにあるものと似ているが非常に淡い、と表現したそうです。
眼視で淡くても見えるということはNEX-5でも淡く見えるわけで、M16わし星雲に比べたら、赤い部分がきちんと写っています。

M17


クロップ後、1/2に縮小