その2の続きです。
チコ2星表は0~2等級と一部3等級の星が含まれていません。
とりあえずの手当てなのですが、ヒッパルコス星表にある3等級未満の明るい星全部を抽出して、チコ2星表に無いもの85恒星を見比べながら追加しました。
そして2星間の離角表を作り直し(泣;;)
3000件ほど増えて3,296,000件程度になりました。
自宅で撮影する星空は高度10~40度と決まっていて10~20度は大気差の影響を受けることがわかってきました。縦画角1.1度で1.3秒/ピクセル、4秒の許容誤差だと大気差によって3ピクセル以上恒星がずれていることになります。
なので安直なやりかたですが、最初から高度20度の写真を基準に、縦が縮んでいるという画角調整パラメータを導入しました。
許容誤差4秒を大きくしてしまうと見つかる三角形が増えすぎて目的を達成できないからです。
前回の2つの問題点を回避しました。
1.大気差 → 画角調整パラメータの導入(デフォルト高度20度)
2.チコ2星表 → ヒッパルコスから明るい恒星を外挿(本来チコ1+チコ2-カブリかも)
効果を写真でどうぞ
元画像で下記の3点の座標をプログラムに入力。
実行結果は26件の三角形を発見。
そのうち赤緯-57(カノープス)以下に含まれる候補はカット(うちから見えませんから)。
4等級未満の明るい星を含まない候補はカット。
残ったのが2件。
1件目
1件目はおおいぬ座の後足の先にある Furud という3等星で近くの8等星と共に鏡像の三角形を作っています。
というわけで2件目のレグルスが正解となりました。
ソートやバイナリサーチなどを適宜使っているので実行時間は10秒未満です(2GHzのPC)。
たぶん写真を90度回すと見つからないんだろうな・・・。
もう少しパラメータの調整や候補の絞りこみが自動化できないかやってみます。
チコ2星表は0~2等級と一部3等級の星が含まれていません。
とりあえずの手当てなのですが、ヒッパルコス星表にある3等級未満の明るい星全部を抽出して、チコ2星表に無いもの85恒星を見比べながら追加しました。
そして2星間の離角表を作り直し(泣;;)
3000件ほど増えて3,296,000件程度になりました。
自宅で撮影する星空は高度10~40度と決まっていて10~20度は大気差の影響を受けることがわかってきました。縦画角1.1度で1.3秒/ピクセル、4秒の許容誤差だと大気差によって3ピクセル以上恒星がずれていることになります。
なので安直なやりかたですが、最初から高度20度の写真を基準に、縦が縮んでいるという画角調整パラメータを導入しました。
許容誤差4秒を大きくしてしまうと見つかる三角形が増えすぎて目的を達成できないからです。
前回の2つの問題点を回避しました。
1.大気差 → 画角調整パラメータの導入(デフォルト高度20度)
2.チコ2星表 → ヒッパルコスから明るい恒星を外挿(本来チコ1+チコ2-カブリかも)
効果を写真でどうぞ
元画像で下記の3点の座標をプログラムに入力。
実行結果は26件の三角形を発見。
そのうち赤緯-57(カノープス)以下に含まれる候補はカット(うちから見えませんから)。
4等級未満の明るい星を含まない候補はカット。
残ったのが2件。
1件目
TYC 7073-1071-1,,95.20901917,-30.63654028,9.7560000000000002,7.8099999999999996
TYC 7073-2425-1,,95.05722028,-30.01853833,9.2119999999999997,7.8109999999999999
TYC 7073-2426-1,30122,95.07828028,-30.06337694,2.7829999999999999,2.9609999999999999
TYC 833-134-1,,152.05388583,11.99694,9.2590000000000003,8.2430000000000003
TYC 833-847-1,,152.67269556,11.82495417,9.2769999999999992,8.4030000000000005
TYC 000,49669,152.093583,11.967194,1.360000,1.360000
1件目はおおいぬ座の後足の先にある Furud という3等星で近くの8等星と共に鏡像の三角形を作っています。
というわけで2件目のレグルスが正解となりました。
ソートやバイナリサーチなどを適宜使っているので実行時間は10秒未満です(2GHzのPC)。
たぶん写真を90度回すと見つからないんだろうな・・・。
もう少しパラメータの調整や候補の絞りこみが自動化できないかやってみます。