昨日の夜はずっとPICのプログラムを書いていました。(今朝の4時ごろまで;;)

しぶんぎ座流星群がもう少しだというのにうちのカメラにはインターバル撮影機能がありません。
前回の記事「NEX-5Dにインターバル撮影機能は無い;;(開発用メモ)」でリモコンの発光パターンはわかっています。発光パターンがわかっていないと受光機器を自作してパターンを分析してからになるので2倍大変になるところでした。

アセンブラ言語なので思い出すまでが大変。
正確な周期で赤外LEDを発光させるためには、タイマー割り込みを使うのでタイマーの使い方を思い出す必要もあります。

やっとソフトが完成したところで、次は部品箱から必要な部品のサルベージです。
これがとっても大変。
大雑把に、この辺は抵抗、この辺はコンデンサ、この辺はインダクタと分類されているのですが、今回探すのは、赤外LED(リモコン用に昔買ったことがあったのを思い出した。買って使いもせずほったらかしで忘れていた)、水晶発振子、特定のPIC、といった少量少品種。

かれこれ1時間以上かけて、
赤外LED: シャープ GL-380。 3φ、Vf=1.3V、If=50mA、λ=950nm 5個入りパック
水晶発振子: MEC 20MHz、メーカ不明 12MHz、メーカ・周波数不明 型番357CS35 計3つ
・PICは以前に作成して見事動作しなかった失敗作から外して^^;
を発見。

ということで、新たにかかった費用は0円


書いたプログラムを16F648AというPICに転送します。PicKit2というプログラムライタを使っているのですが、18pinのPICに対応していないので自作のインターフェースが必須(これ↓)。



次にブレッドボードに仮組みした回路で動作を確認します。
3ビットの入力設定で4,8,12,16,20,24,28,32秒の8種類のインターバルが設定できます。

動作してるかどうかは赤外線なので目にまったく見えませんが、携帯カメラでみるときちんと4秒おきに光っていることが確認できました(これ↓)。



もちろんこの赤外LEDにNEXを近づけてシャッターが切れることも確認できました。
5V入力は例のバッテリーチャージャーが使えるので、後はいかに軽量コンパクトにまとめて、カメラのリモコン受光部に設置するかが課題。

あとPICの出力は20mAなので50mAの赤外LEDをきちんと駆動させるにはトランジスタかFETが必要。そのうちNEXユーザのために(というより自分の備忘録のため^^;)、回路とプログラムを掲載予定。