日をおいて海王星の写真が撮れたのでまとめてみた。
それぞれ写真全体とピクセル等倍で海王星を切り抜いたもの。

8月24日20:55 ISO400、8秒、自宅で撮影

9月15日23:47 ISO1600、10秒、富士山麓のキャンプ場

10月12日20:26 ISO1600、25秒、群馬のキャンプ場

ステラリウムの画面で写真の位置を確認するとこんな感じ。

見事に海王星の逆行中の動きがわかる。
衝の頃(8月25日)が一番逆行が速く、これからは少しずつ天球上で減速する。
おおざっぱに考えると衝から地球が1/4公転する11月25日ごろに動かなくなって順行に転ずるはず。


それと、トリトンの公転周期から写真を考察する。

トリトンの公転周期は-5.877日(マイナスがつくのは逆行衛星だから)。
8月24日20:55から9月15日23:47までの日数は、22.1194日。
公転周期5.877で割ると3.764回転。
つまり9月15日からすると約3回転3/4してるのでトリトンは見えない。

9月15日23:47から10月12日20:26までの日数は、26.8604日。
同じく公転周期で割ると4.570回転。
つまり9月15日から約4回転してるのでトリトンの位置は反対側に見える。

狙ったわけではなかったが偶然にもいろいろな位置でのトリトンが観察できた。