こちらは正解者無し。
難しいというより考えるのが面倒な問題だったかもしれません。

問題:
 ボールを四角すいの形に(ピラミッド型)重ねて積みます。
最下段の1辺が3個のときは9個、2段目が4個、頂上が1個で合計14個ボールが必要です。
では最下段が10000個のときボールはいくつ必要でしょう。

その1の問題と同様です。
違うのは三角すいか四角すいかというだけ。
1辺Nの四角すいの体積は1辺Nの立方体の体積のちょうど3分の1になります。
なので概算では、
 1/3 x 10000 x 10000 x 10000 = 3.333 x 10^11 個
が解答になります。

しかしそこはボール積みの問題なので公式を作って正確に求めてみます。
N=3の場合の図を見てわかるでしょうか。これもちょちょっとCGを作ってみました。
1辺の長さとはみ出した分に注目です。ノートなどに書いてもわかります。
Nの3乗の代わりに、N x (N+1) x (N+1/2)を使います。

解答
 1/3 x 10000 x 10001 x 10000.5 = 333383335000 個

こちらもΣ(k^2) k=1,N ですので公式そのまま計算できます。
感覚で「立方体の3分の1の体積」を見抜き、積むとどうなるか考えて解きました。