【結果】華名自主興行2・25後楽園 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】華名自主興行2・25後楽園


 まもなく高校を卒業する“華名の一番弟子”小波が華名を相手にデビュー。これまで広島で稽古をつけてもらっていた元・総合格闘家の藤井惠さんがセコンドにつき、ドロップキックを連発するなどプロレス技も披露する小波。華名がグラウンドでの胴絞め式チキンウイングでギブアップを奪うと、バックステージでは感極まって涙を見せた。
 華名の要求により「負けたらピエロメイクで華名軍入り」という条件が課されていたヘラクレス千賀と宮本裕向はともに敗れて華名軍入りが決定。また、KENSOが試合後に自身が持つGAORA TV王座の挑戦者として華名の名を挙げると、リングに上がった華名は急所蹴りでKENSOをKOするとタイトル奪取を宣言する。

 メインイベントでは朱里&志田&ギミックドールズのダンス入場に続き、華名と中島は中森明菜の『DESIRE』を2人で歌いながらリングイン。ピエロの真琴、山下、千賀に、1人だけ志村けんのバカ殿のようなメイクの渋谷がバックダンサーを務める。華名と中島は互いの技が誤爆する場面もありながらも仲間割れはせず好連係を見せるが、最後は志田が華名にファルコンアローからヒザを叩き込んで3カウントを奪取。尻文字での宣言通り『シダプロマニア』にしてみせた志田は、朱里と共にベルトを巻いて勝ち誇る。華名は朱里の顔にワイングラスの赤い液体をブチまけ、またしても朱里の顔を真っ赤に染め上げると両者がつかみ合いに。中島から今後の共闘を拒否されリング内に1人取り残された華名だが、バックステージでは4人のピエロを従えて不敵な笑みを浮かべた。


『カナプロマニア:アドバンス』
◆2月25日(水)東京・後楽園ホール(18:30)
観衆977人


▼15分1本勝負
 渋谷シュウ(7分35秒/タイムマシンに乗って)松山勘十郎
▼ボーナストラック
 プロレスマニアマスク(9分53秒/マスク剥ぎ→反則勝ち)バッファロー
▼小波デビュー戦・30分1本勝負
 華名(6分53秒/カナロック)小波
▼30分1本勝負
 石森太二&○ツトム・オースギ(9分40秒/首固め)木高イサミ&●ヘラクレス千賀
※敗れた千賀の華名軍入りが決定。
▼30分1本勝負
 金原弘光(5分25秒/胴絞め式スリーパーホールド)関根龍一
▼30分1本勝負
 ○葛西純&真霜拳號(8分43秒/パールハーバー・スプラッシュ→片エビ固め)KENSO&●SUSUMU
▼45分1本勝負
 ○金本浩二&大谷晋二郎(17分10秒/アンクルホールド)●宮本裕向&中嶋勝彦
※敗れた宮本の華名軍入りが決定。
▼REINA世界タッグ選手権試合・60分1本勝負
 朱里&○志田光(魂のスリーカウント→片エビ固め)●華名&中島安里紗
※第16代王者組が2度目の防衛に失敗、朱里&志田が第17代王者組となる。