JWP2・22板橋、各選手のコメント | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

JWP2・22板橋、各選手のコメント


★中島安里紗
 「中森氏がケガで欠場ということになって、やっぱり私と中森華子が組むっていうことがどういうことか?っていったら、やっぱり優勝はもちろん当然で、その先のタッグのベルトっていうのが第一にあったので。そこが断たれたっていうのはホントに悔しいんですけど、でも落ち込むようなことはないですし…楽しみは先にということで」
 ━━春山の挑戦表明について。
 「正直、なんで今?っていう気持ちはあります。勝ったからといって“ハイ、じゃあやりましょう”っていうものでもないですし。今は私たちの世代との闘いっていうのをメインで見せるべきだと思ってるので。時代を戻すじゃないですけど、なんで今なの?っていうのが1番大きいですね。春山さんの心はホントにそこにあるのか?っていうのもそうですけど“後輩に譲る”とかそういうような気持ちでいる春山香代子が、私に敵うとはちょっと思えないですね。普段の活躍から見てて」
 ━━ほかにタイトルマッチをやりたい相手がいる?
 「もちろんいます。それは1人ではなくて。今ここで(名前は)言いませんけど。春山香代子ではないっていうのがあります」
 ━━希月とは久々の対戦だったが。
 「今日はタッグで、そんなにやり合ってもいないので…。たぶん8年ぶりとか9年ぶりとかそのぐらい前なので。お互い歩んでる道は違うし、目指しているところも違うと思うんですけど、またリングで再会するっていうのはいいなって思うし、感慨深いものがあります」


★春山香代子
 ━━無差別王座への挑戦表明について。
 「待ってくださってる人も、おもしろくないっていう人もいると思うんですけど、そういう人にも私たちの闘いを見て、もっと盛り上がってもらいたいなと。突然ではないですよ。頭には入れてました。あんまり中島と当たる機会もなかったんで、チャンスがあったら言おうかな?っていうのはあったんで、中島から獲って言いたかったです」
 ━━中島は同世代との闘いを希望しているが。
 「そうですね。ベテランの選手もまだまだ元気でいるんだぞ? バリバリなんだぞ?ってところを見せつけてやりたいと思います」
 ━━王者・中島について。
 「すごいなとは思いますよ。尊敬もします。ライバルとも私は思ってるし。だから私と中島でしか見せれないものが絶対あると思うんで。私はそれを後楽園という聖地でやりたいという気持ちです。以前1回大阪でやって負けてるんですけど。自分も無差別を巻いて防衛戦をずっと…昔の話だって言われたらそうですけど、一応そうやって歴史を残してるんで、それを後輩にも伝えていきたいし。自分たちのときってもうホントにガムシャラに前にどんどん進んでいくって、最近の若い子はウチの子もそうだけど見えないんで、もっと下を育てなきゃいけないっていう責任感もあったんですけど。18年目になるんですけど、そろそろなんか好きなことやっちゃおうかな?みたいな感じですかね」
 ━━ベルトを獲る自信は?
 「あります! あるから言うんじゃないですか。中途半端な気持ちだったら私は言いません。覚悟があるから言ってるし、お客さんの反応は(好意的で)嬉しかったですね。待たせて申し訳ないって気持ちもありつつ、無差別を巻いて一緒に楽しみましょう!っていう気持ちで。今すごいテンションが上がってハッピーで、プロレスが楽しくて仕方がないですね」


★ラビット美兎
 「普段の結愛と違って勢いもあったし…いつもとちょっと違う面も見れたかなって思いますね。(防衛は)当たり前の結果かなって思ってます」
 ━━JWPの選手からはひと通り防衛したが?
 「もう敵いないかな?って(笑)。防衛記録を伸ばしていきたいですね。これからいろんなジュニアの子たちを見て“この子いいな”って子を見つけていきたいなって思ってます」
 ━━メモリアルマッチとなったが。
 「誕生日に試合が出来て、しかもタイトルマッチっていう大事な試合ってことがすごく嬉しく思ってますね。リアルバースデーに試合が重なるって滅多にないと思うので、本当に思い出に残る試合でした。セミファイナルでプレッシャーはありました。反省点はチョコチョコありますね(苦笑)」
 ━━フィニッシュの技は?
 「あれは今日のために自分で考えて作った技ですね。名前はまだ決まってないので、これからいい名前を付けたいです」
 ━━10代最後の年になるが、やりたいことなどは?
 「なんだろう…? 10代にしかできないことをやりたいですね。何も決まってないんですけど、これから見つけて、やりたいことはやっていきたいです(笑)」


★林結愛
 ━━念願のベルト挑戦だったが。
 「ホントに長年の夢がやっと叶ったんですけど…追い込んだんですけど、やっぱり王者って違うなって。なんかやっぱり王者だからこそ、あそこまで攻めることも出来たと思うし、耐えられることだったのかなって。いま思えば正直もっともっと攻めることが出来た自分もいるのかなって…正直、後悔しか残ってないです」
 ━━思っていた攻撃は出来た?
 「出来たところと出来なかったところがあって…出せるのは全部出せたんですけど、全身全霊で向かっていったつもりではいたんですけど、やっぱりまだまだだったかなって思います。チャンピオンはホントにチャンピオンって感じで、ギブ(アップ)で取られたんですけど、自分も全力でやって負けた結果だったので、まだまだ自分が練習不足だったりとか、もっと技を磨かないといけないと思います」
 ━━足りなかったところを1つ挙げるとしたら?
 「もう全部なんですけど…もっと二段蹴りで攻められたのかなと思います」
 ━━再挑戦は?
 「絶対したいです。もう1回やって自分が獲りたいと思います」