【結果】アイスリボン5・11蕨
星ハム子プロデュース大会『セクシー!ハムシー!雑草魂!(アイスリボン・467)』
◆5月11日(土)埼玉・アイスリボン道場(18:00)
観衆59人
▽オープニング
現役時代にハム子と『雑草ガールズ』を結成していた、しもうま和美さん&赤城はるなさんがリングイン。ハム子と3人で大会の幕開けを告げた。
▼ヤングvsアダルト勝つのはどっち?!・15分1本勝負
○新田猫子&内藤メアリ(8分4秒/猫入り式十字固め)●つくし&くるみ
くるみのダイビング・ボディープレスから、つくし&くるみがファンタスティック・フリップを放つ。しかし身をかわして自爆を誘った猫子がつくしを丸め込みICE×60王者からフォールを奪った。
▼北都プロレスからの刺客・10分1本勝負
梅澤菊次郎(6分2秒/ダイビング・セントーン→エビ固め)松本都
ハム子と縁が深い北都プロレスから梅沢が参戦。関節技や凶器などあらゆる攻撃を試みる都が奮闘を見せるが、コーナー最上段からのセントーンを受けて万事休す。
▼ハムシーなりきりマッチ・15分1本勝負
希月あおい&○星ハム子(12分15秒/しもうま和美とのW女の執念)●志田光&藤本つかさ
赤城はるなさんがコール、しもうま和美さんがレフェリーを担当。ハム子以外の3人もハム子の歴代コスチュームを着用して試合に臨み、ハム子の技やセクシーポーズを披露していく。竹刀を持ち込んだ志田の攻撃がしもうまさんを巻き込んでしまうと、怒ったしもうまさんがレフェリーのシャツを脱ぎハム子のコスチュームで試合に参加(代わりに希月がシャツを着てレフェリーに)。赤城さんも対角線を走っての背面アタックでハム子をサポートし、最後はハム子としもうまさんが2人がかりで志田を押さえ込んだ。
▽トークショー
メインイベントにも出場するハム子がリングを降りると、残った5人がハム子について語るトークショー。つけまつげの話題に終始して笑いを誘った。
▼5周年☆初シングルマッチ・20分1本勝負
ヘイリー・ヘイトレッド(17分40秒/投げっぱなしパワーボム→エビ固め)星ハム子
シングル初対決となるヘイリーを相手にハム子は真っ向勝負を展開。ヘイリーを担ぎ上げてのバックフリップを成功させ、ラリアットの連打で追い込む場面も作り出す。ヘイリーのパワーボムでグロッキー寸前になると、ヘイリーはジャーマンで追撃。それでも肩を上げる粘りを見せ会場を沸かせるハム子だが、レフトハンドのラリアットから2発目のパワーボムでヘイリーが勝利した。
▽エンディング
しもうまさん&赤城さんからのメッセージに続き、春山香代子、堀田祐美子など選手たちから祝福のビデオメッセージがスクリーンに映し出されると「泣いたらみんなに焼肉をおごる」と約束をしていたハム子も涙。さらに愛娘・夢喜(いぶき)ちゃんがサプライズで姿を見せるとハム子はリング上でパニックに陥ってしまう。夢喜ちゃんはハム子に内緒で前日に東京入り。藤本つかさの家に宿泊して、この瞬間まで身を隠しておりドッキリは大成功。最後は記念撮影で幕を閉じた。
★ハム子のコメント
━━5周年大会を終えて。
「なんか5年経ったっていうのが、まず早くて…。私すごい人前に出るのが、学生のころは学級委員とか委員長とかすごいやってたんですけど、なんか大人になったらダメで。いつもテンパって、“ヤバイヤバイヤバイ”が口ぐせで。今日前説でも噛み噛みだったんですけど、みんなのサプライズもあり…。試合はもう負けてしまって体はボロボロです」
━━メインはヘイリーとの試合だったが。
「いつもヘイリーとはタッグを組んでいて、リボンタッグチャンピオンになったり。組んでいるのにもかかわらずシングルでは当たったことがないというので、私の5周年でシングルやりたいのはヘイリーしかいないなと思って、ヘイリーを対戦相手に選びました。強かったな…」
━━5年間で特に思い出に残っていることは?
「特にっていうか、ホントにいろいろありすぎて…。星ハム子のリングネームになったのもすごいプロレスラーになってビックリしたのと、骨折して手術してケガしたこともあったし、憧れだった堀田さんと対戦することもできたし…。いっぱいいっぱいあるんですよ、もう! 語り尽くせないホントに! マットでデビューして今はこうやって道場を構えて試合ができるようになったり。変化はすごいあったと思う」
━━今後の目標は?
「なんだろう…? 強さをもっと…もっともっと強くなりたい。今まではすごい弱いイメージがあったと思うんですけど、IW19のチャンピオンでもあるし、もっともっと他団体にもたくさん出てアピールして強くなって、上を目指していきたいと思いました」