【結果】レイナ9・23江戸川区 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

【結果】レイナ9・23江戸川区

『REINA 14』
◆9月23日(金・祝)東京・東部フレンドホール(19:00)
観衆150人


 日本、アメリカ、メキシコ、カナダからそれぞれ1チームずつが出場してのタッグ王座決定トーナメントが開幕。『SHIMMER』に参戦している“カナディアン・ニンジャ”ニコル・マシューズ&ポーシャ・ペレスが初来日。AtoZ時代以来の来日となるサラ・デル・レイは、昼間観戦に訪れたOZアカデミー新宿大会で西尾や阿部らAtoZ出身の選手たちと笑顔で再会を果たした。


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▼10分1本勝負
 石橋葵(4分20秒/腕ひしぎ十字固め)レディ・アフロディータ


 石橋はヘッドロックからグラウンドでキャメルクラッチ、逆片エビ固めへ。再びスタンドに戻るとアフロディータがブレーンバスターからダイビング・ボディープレスを放っていく。これをクリアした石橋はミドルキックから、サッカーボールキックの連打で圧倒。動きの止まったアフフロディータの腕を極めて、復帰2戦目で白星をあげた。


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▼REINA世界女子タッグ初代王者決定トーナメント1回戦・30分1本勝負
 ○ニコル・マシューズ&ポーシャ・ペレス(10分2秒/ジャーマン・スープレックス・ホールド)サラ・デル・レイ&●ミア・イム


 ニコル&ポーシャはリングサイドを回って元気良くアピールしながらリングイン。サラ&ミアも笑顔でガッツポーズを決める。バックの取り合いからサラがポーシャに変形のスリーパー、さらにゴリースペシャルで絞めあげると、ミアとダブルのミドルキックを放っていく。ミアが得意のキックで追い討ちをかけるが、ニコルとポーシャはチョップやキックを駆使して形勢を逆転。タッチを受けたサラが重量感あふれるキックで圧倒するも、ニコルのミサイルキックからポーシャがDDT。ミアのハイキックをかわしたニコルがバックを取ると、ポーシャのトラースキックからニコルがジャーマンを決めて3カウントを奪取。明日の横浜大会で行なわれる決勝戦にコマを進めた。


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▼30分1本勝負
 ○アマポーラ&ダマ・デ・イエロ(14分3秒/デビル・スウィング→片エビ固め)堀田祐美子&●木村響子


 にらみ合いで火花を散らす堀田とアマポーラが対峙すると、序盤からチェーンを持ち出した堀田がアマポーラを殴打し場外戦に突入。ダマの首にチェーンを巻きつけた堀田がスタンド席を引きずり回す。アマポーラと木村は激しくチョップを応酬の末、4人が入り乱れて再び場外へ。ダマのプランチャに続き、アマポーラが鮮やかなトペ・コンヒーロを決める。リングに戻ると、アマポーラのダイビングエルボーをかわした木村はミサイルキックからジャーマンへ。しかし堀田の掌底が木村に誤爆すると、アマポーラは背中へのダブルニーから開脚式のフェースバスターにつないでフォールを奪った。


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▼REINA世界女子タッグ初代王者決定トーナメント1回戦・30分1本勝負

 ○ラ・コマンダンテ&セウシス(15分40秒/ダイビング・ボディープレス→片エビ固め)上林愛貴&●沙耶


 会場の一角から沸き起こる大声援に後押しされたメキシコ軍が序盤から優位に。上林&沙耶を場外に落とすとセウシスがプランチャでダイブ。沙耶がショルダータックルからブレーンバスターを放つが、コルバタで場外に投げ落としたセウシスが今度はコーナーからのラ・ケブラーダを発射。ようやく上林&沙耶がセウシスを捕らえるも、コマンダンテが上林にジャイアントスイング。コマンダンテに真っ向勝負を挑んだ沙耶はクロスボディーで体ごとぶつかると、セウシスのミサイルキックの誤爆を誘ってコマンダンテにリバース・スプラッシュ、さらにダイビング・セントーンにつないで3カウントを迫る。しかし再びコーナーに上った沙耶をコマンダンテが投げ落としてチョークスラム。セウシスのムーンサルトプレスから、コマンダンテがコーナーからのボディープレスで沙耶を圧殺した。この結果により、翌日の初代王座決定戦はニコル&ポーシャvsコマンダンテ&セウシスとなった。


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