シェリー・マーテル悲報 | 女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

シェリー・マーテル悲報

シェリー・マーテル元WWF&AWA世界王者だったシェリー・マーテルが去る6月15日(現地時間)に亡くなった(享年49歳)と、WWEのオフィシャル・ホームページで公式発表がありました。1958年2月8日、ルイジアナ州ニューオリンズ出身で、82年1月に全女に初来日。その後はAWA世界王者として、86年にジャパン女子に来日し、神取とタイトルマッチを行なったこともありました。WWF入りし、センセーショナル・シェリーと名乗りマッチョマン・ランディ・サベージのマネジャーとなり、「日米レスリング・サミット」に来日。WCWでも活躍し、昨年にはWWEの殿堂入りも果たした名レスラーでした。私は全女に来た時に知り合い、帰国してから何度か手紙のやり取りをしましたが、2年前に偶然、某編集部で23年ぶりに再会。シェリーは旅行で来日しており、この再会では涙を流して喜んでくれました。同世代の旧友の早すぎる旅立ちは、残念な限りです。私にとってウエンディ・リヒター、メドゥーサ、デビー・マレンコ、レジー・ベネットと並び特に印象に残っているアメリカの女子レスラーでした。また何かの機会にシェリーのことを書いてみたいと思います。冥福を祈ります。合掌。(RO)