傷心の毛玉とリボンさんふんわりリボン

 

 

入学早々、後ろの席のお人形のような女の子に目ドキドキ

 

意図せずフラれてしまった数ヶ月後、泣くうさぎ

 

 

お話したこともなかった

 

隣のクラスの女の子(以下、リボンさんふんわりリボン)に突然話しかけられる。

 

 

 

 

 

やはりノートの切れ端で書かれた小さなメモを頂き、

 

 

  リボンさんふんわりリボン 「放課後、校門で待っているから、絶対に来て!」

 

 

  鬼気迫った雰囲気で言われ、隣のクラスへと去ってしまう。ポーン

 

 

  メモにも「放課後、絶対 校門にきて!」とある。

 

 

 

 毛玉は

 

  「知らず知らずのうちに何かリボンさんに

 

   不愉快なことをしてしまったのだろうか…」

 

 

 

  「もしや…校門で待ち合わせして、

 

   どこかに連れて行かれてしまう…のか?」ゲッソリ

 

 

 

  などと考えながら、帰り際、校門へと向かう。

 

 

 

 

毛玉の高校は、表門と裏門が全くの真逆の方向なので、

 

遠回りを回避するためにも、表の校門を抜けるしかない。

 

 

 

遠くからリボンさんふんわりリボンが門柱脇に立って待っているのが見える。

 

 

 

  「なんと声をかけたら良いのだろう。」

 

 

 

  「リボンさんが何か毛玉に不愉快に思って

 

   校門で待っているとするなら

 

   『お待たせウインク、待ったかな?』なんて話しかけるのは、リスクがある…」

 

 

 

そんなことを考えながら歩を進めて、あっという間に校門に着いてしまう。

 

 

 

  リボンさんふんわりリボンが、

 

 

    「毛玉ちゃん家はあっち左差し?」

 

    「一緒に帰ろ!」

 

 

 

 と鞄を持った毛玉の右腕に手をかけ連れ立って歩く。ポーン

 

 

 

 

「ひょっとすると、毛玉の身に危険があるのかも?」

 

などと震えていた毛玉は拍子抜けして、

 

 

 

  「私、リボンふんわりリボンっていうの、『リボン』て呼んでね。

 

   私は毛玉って呼んでも良い?

 

 

   毛玉ちゃんのクラス明日体育持久走だよね。

 

   窓から応援してるね」

 

 

 

と矢継ぎ早に楽し気に話してくれる。

 

 

 

 

リボンさんふんわりリボンとも、社会人になってから、

 

連絡先がわからず何年も会えずにいたが、結構に人の多い駅の出口広場で

 

 

  リボンさんふんわりリボン「毛玉ちゃーん」

 

 

と気付いて声をかけてくれた。

 

 

 

 

竹花センセイ!の番組をみて、

 

毛玉に興味をもってくれた愉快で楽しい友人たちとの学生時代を思い出した。