初めての入院 卵巣腫瘍 腹腔鏡手術
卵巣腫瘍摘出手術のためにAM10:00に都内某病院に到着。
前日は家族の体調不良のためにあちこち奔走し、その後に、4か月前から一通り用意しておいた入院グッズのセットと最後に仕上げにMy PCをリュックに詰め、荷造りの仕上げをした。
夜0時過ぎに、アルコールの力を借りてひと眠り。
7:30には電車に揺られて、9:30過ぎには病院エントランスに到着し、流れ作業のように入院手続きを終え、レンタルパジャマ、タオルの受付手続きも首尾よく終える。
院内のコンビニにて夫と二人コーヒーを飲む。
6階入院する病棟へ手を繋ぎながら見送られる。
11時頃、4人部屋のベッドに案内され、検温、血圧等を確認される。
本人確認、入院、手術の内容や意図についての理解、今後の日程や、手術等についての一式のプリントをサラリサラリ複数枚頂く。
そして早速レンタルしたパジャマに着替える。
12:30昼食を頂く。
13:00胸部レントゲン撮影に行く。
14:00麻酔科へ出向き、医師、看護師さんからそれぞれ細かな説明、リスクについて説明を受け、同意する。
待合エリアで小型のキャリーケースを抱えた中年のおじさまと居合わせて、父と同じくらいだろうか、
「この方も明日手術なのね。」
「同志だわ。」
「頑張って!」などと思う。
終始、半年以上待っていた手術を前日に控えて、どのような心持ちでいたらいいのか、はたまた今日を迎え病院にいるのは夢なのではないか?というふわふわした気持ちでいた。
麻酔科から病棟へ戻る前に1階のコンビニに立ち寄り、夕食だけでは量が足るまいと思い、小袋のお煎餅、チョコボールを購入する。
病棟へ戻り、荷物を片付け、まだまだベッド生活に慣れずそわそわしていると、看護師さんが訪れ、下の毛を剃毛して頂く。初めてではないけれど、なんだか落ち着かない。
手術後は数日シャワーを浴びれそうにないので、剃毛のついでにシャワーを浴びる。
熱めのお湯を浴びて、湯に浸かるのが大好きだが、髪も普段とは違う香りに仕上がり少し気持ちが整う
15:00頃、粉っぽいような、塩味が強すぎるような味のスポーツドリンク風味の下剤をマグカップ1杯くらいの量を飲む。
18:00頃までスマホでニュースを見てみたり、しつつ、夕食を頂き、その後はそわそわして何とも手につかず、少しPCで簡単な作業をし過ごす。
19:30 食後しばらく、術前の処置として子宮口に器具を入れる。
当日の手術まで、そのまま入れておいてとのこと。
数か月前にも手術前検査して子宮鏡検査を受けたが、この子宮口関連の処置は何をやっても私は激烈に痛い
頑張るけれどもできればしないで過ごしたいくらいに痛い。
この時も、「力を抜いてリラックス」と自身に言い聞かせながら内診台におそるおそる乗る。
「まず器具が入りまーす。」
毛玉「はぁーい」
次の瞬間
「‼」
「くぅっ。」
「ふぅー」
「はっ」
と息を止める勢いで痛い
入院病棟に設置されている診察室に連れて来て下さった看護師さんも、困ったように佇んでいる。そんなことそっちのけで痛い
5分にも満たない時間だろうが、「早く終わってくれぇー」と念じながら耐える。
終わる頃には、手術前にとシャワーを浴びていたが、汗だくで、食いしばるあまり顔も紅潮し、そんな有様で再び診察室内の椅子にかける。
処置して下さった先生もこんなに痛がるのはめずらしいようで、
「大丈夫
?」
「子宮の入り口が3㎜程度ですごく狭いようだから痛かったと思う。入り口をピンセットでつまんだから急に血圧が下がって倒れちゃうかもしれないから、お部屋まで送ってもらいましょう。」
と看護師さんにお部屋までお送り頂く。
21:00 前処置でくたくたになり、消灯までベッド上で息を整え、携帯で毛玉夫にlineする
00:00過ぎ、寝付けずネットサーフィンをし、眠るが下剤で1時間おき
こんな寝たような寝ていないようなコンディションで手術をするものなんだろうか?と思いながら眠りにつく
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