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なかなか更新できずに滞っておりましたが、お仕事も落ち着いてきたので定期的に更新していきますね。

 

今回は出生前診断についてです。

妊娠したら、出生前診断は受けておこう。

これは、私が高校生の頃から考えていたことです。

 

この考えに至った理由は、自分の身近にいる障がいのある友達や、メディアで見る障がい児の介護の実態を情報として得ていて、「本人は幸せなのかどうか」こちらから判断できない状況で、その子たちのご両親が苦しんでいる映像ばかりが心に残っているからかもしれません。

 

もちろん、私がそこに特別印象が強いだけで、障がいのある人たちや、そのご家族は辛いことばかりではないと思います。切り取られた情報だけを見て判断していることも当然あります。

ただ私も、いつまで生きられるかわからない。私と夫が死んだら一人では生きられないかもしれない。障がいがある子を産むことが、必ずしも本当にその子の幸せなのかを、自信を持って判断出来ませんでした。そのため、出産前にわかる事実は前もって確認しておきたいと思っていました。

 

夫とは、「将来子供が欲しい」という意見は一致していたので、結婚する前から出生前診断のことは話し合っていました。幸い夫は、私と同じ意見だったのでそのままの流れで出生前診断を受けることにしました。

 

出生前診断には様々な意見があると思います。この文章を読んで不快に感じられる方もいらっしゃるかもしれません。ご容赦ください。

 

最近、こんな手記を目にしました。それは、障がいがある子のお母さんの手記です。その方は「現在、出生前診断を以前より多くの人が受けられるようになっています。出生前から障がいを知らされる家族がいたとしたら、簡単に出産しろとは言えません。」という言葉が心に残っています。

 

障がいの有無を問わず、子どもの世話をして、責任を持つのは、両親であって、周りの人ではありません。ですからパートナーと一緒にしっかり考えて、お互い納得いくかたちを選択しなくてはいけないと思っています。

 

次回は出生前診断についての詳細をまとめます。