先日読んだ
【傲慢と善良】の続きで
読みたくなって
間に 有川ひろさんの本を挟んで
読みました
私的には なんか
すごーく 贅沢をした感じ笑
青空と逃げる
タイトルと装丁が
とにかく気になって
中央公論の文庫さん
辻村深月さんのイメージないけどなぁ
と思ったら
やっぱり
この時点で他作品は
ないみたいでした
力と早苗
親子のお話
なんで青空と逃げているのか
本当に絶妙な分量で
少しずつ
明かしてくれる
早苗は 有無を言わさずに
母の気持ちとして
入り込めるし
小学生5年生の力は
その頃の 自分の子を思い浮かべると
胸が締め付けられる
切ない
距離も空間も次元も
何もかも 届かない
お話の中の 力なのに
何とかしてあげたいって
思い続けてしまう
力の視点からのお話も
もちろんたくさんあって
早苗視点からのお話も
たくさんあるのに
親子だけで
こんなに時間を過ごす様を
見せ続けてもらっていたのに
何であとから
こんなに大きな秘密が
顔を出すんだろう
今回 私は
このお話を読むのが
2回目だったので
秘密を知った上で
最初から ふたりのお話を
読むことができて
最後を知っていて
それでも
秘密が明かされていく
そのときは 苦しくなった
ヨシノが
年末のサンタクロースみたいに
助けてくれるところ
やっぱり 好きだな
ヨシノ ありがとう✨
島はぼくらと
主要登場人物が
島の高校生 4人と
若い!!
なんか キュンキュン要素ふんだんに
なり得るのに
そうじゃない
だから好き 辻村深月さん
地に足ついてるけど
純粋さもある 高校生
で 私から見ると
とても 大人っぽい
当たり前のように
地の利や 自然の影響を
大きく受ける生活で成長しているとか
周りが自分や家族や親戚のことまで
よく見知っている
生活環境が
そう感じさせるのかな
ヨシノは 普通にここにいて
全力でお仕事をしている
ヨシノが明かす自分についてのこと
この本を既に複数回
読んで知っているから
心がキュッと 締めつけられるけど
ただただ 大きな熱量で
仕事を頑張っている
環が出てきてからのドキドキ感が好き
急にストーリーが
都会テンボになる感じがする
そして
蕗子に伝える
環の感謝の言葉
うー やめてー
電車で読んでるのに
泣いちゃうよ…と
慌てて本を閉じちゃう
何度も読んでるのにね
覚えてるのにね
それだけ お話に
すごいパワーがあるんだよね
そして
【スロウハイツの神様】
を読まなくちゃ!!と思う
無限ループだよ
最後 朱里と衣花の再会シーンが
もう 本当に
何も言えなくなる
スタートを教えてくれて
ありがとうございます✨✨