スペシャルいちごペストリー~山田涼介☆JUMPでベーカリー8 | ~えくれあ~キミらしく描けばいい

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なんとなく 
日々のことを
日記代わりに
つぶやいてみたいなと
思います

好きなことを
好きなときに
好きなだけ

  


一部書き直しました




おはよーございます

えくれあですぽってり苺

あっという間に 4月も下旬ですね
なのに 突然冷たい空気がきたり
調節が難しい…ショボーン






JUMPくんたちの
妄想小説です(;^_^A

イタい自覚は 
まあまあ あります…

好まれない方は
この先は進まないで下さいm(__)m




















  

さてさて

読み進めてくださって
どうもありがとうございます♡

今までに
JUMPメンバーのお名前を借りて
ベーカリーのお話を書いてます

ちょっと変ですが
全部 同じ主人公のお話です

もしイメージと全然違っても
ナマあたたかーく
見過ごしていただけたら
嬉しいです(o^^o)

※こちらは 以前書いた

       ソフトクリーム
       ミルクティー

の後くらいのお話ですニコニコ






スペシャルいちごペストリー


山田涼介    








『 休憩?』

事務所に入ると
座っていた涼介くんに
声をかけられた

『  うん  涼介くんはこれからバイト? 』

『  そー 休校で帰ってきちゃって
      早く着いちゃった  』

事務所のテーブルに グデーっと
上半身を伸ばしながら
顔だけこっち
上目遣いにしてる

その顔は ダメだってば


『  鈴香  何か買いにいくの? 』

『  うん 今 迷ってる… 新作パンか…』

最近 春の新作パンを出したから
食べたいなーと思ってたけど

『 この前のいちごのソフトクリーム
     まだやってるよね… 』

あれも もう1回
食べておきたいしなー

『  オレあのあと もう2回食べた! 』

『  いいなー 私 あのときだけ
     お兄ちゃんが一緒に
     食べに行こうって
     張り切ってるけど …  』

けーとくんとは まだ結局
食べに行ってない

お店の前を通ると いつもひかれるけど
何か 楽しみにしてる
けーとくん 思い出すと
食べにくくて

それに ソフトクリームに
ひとりで  かぶりつくのは
結構 勇気がいる

『  早く食べないと終わっちゃうよ? 』

『 だよねー うーん…  』

『  じゃあさ 鈴香 ソフトクリーム
      買ってきて
     んで  半分こしようよ  』

半分こ??

『  オレ パン選んどくから  』

にっこり涼介くんに笑われたら
なんか うん としか言えなくて

言われるがまま ソフトクリームを
買いに出た

駅前すぐのコンビニだから
いいやーと
エプロンや名札は着けたまま

コンビニに入って
まっすぐ レジへ

店員さんに注文しようとして…


口を開けたまま フリーズ


え?半分こって 半分こ?
ってことは 買うのは1つ  だよね

どうやって 半分こ?
パクっと食べるの?順番に?
いや ムリムリ!
あ  スプーンで順番に取るの?
えーっと あーっと


何も話さない私に  
不思議そうな 店員さん

ぱっと 後ろを向くと
サラリーマンさんがお茶を持って
レジを待っていた

どうぞどうぞと レジをどいて
先に入ってもらう

少し後ずさりしつつ 横にずれて
ソフトクリームのメニューを
もう一度見てみる

お目当てのいちごソフトを
メニューで見つけて

うーん…


ちょうど会計が終わった
サラリーマンさんの次に
レジの前に立つ

『   いちごソフト 1つください  
      あの  コーンじゃなくて
      カップで
      あと スプーン2本ください  』

ソフトクリームなのに
コーン食べられないのは
すっごく損した気分だけど

半分こするなら これしかない…
よね??


ソフトクリームが溶けないように
大急ぎでお店に 戻る
事務所に入ると

『 おー タイミングぴったり! 』

休憩用のデスクに
イートイン用のお皿が2枚
そこに乗ったパンが…

『 いちごペストリーだ!』

四角いサクフワのペストリー

クリームがしいてある上に
いちごのコンフィチュールが乗っている

新作で イチバン食べたかったパン


『  早く早く!!
     ソフトクリーム出して 』

涼介くんに急かされて
慌てて 袋ごと渡すと

いきなり ソフトクリームの上の
クルンとしてるところを
スプーンで器用に
ペストリーに乗せる



パンに触れたところから
すこーし 溶け出した ソフトクリーム

『  早く食べよう  』

『 え?あ うん  いただきまーす 』


よくわからず 勧められるまま
フォークとナイフとスプーンで

いちごソフトの乗った
いちごペストリーを 食べ始めた

 !!  
     
    なにこれ!おいしー!! 』

ペストリーは 温められていて
サクサク感がある生地に
いちごがゴロンゴロンしている
コンフィチュールと
溶け出した 甘いソフトクリーム

夢中で食べていて
せっかく涼介くんが
一緒に置いてくれていた
コーヒーに手をつけるの
すっかり忘れてた

『 おいしかったーごちそうさま 』

ごちそうさまをしてから
ようやく コーヒーを飲み始める

『 鈴香 ガッツキすぎ 』

『  え?だって おいしかったんだもん
     すごいねー あれ
     いちごペストリーをあっためて
     くれてたんだよね?  』

『  そう カリっと感出すために
     でも焦げないように
     コンフィチュールの食感も
     変えないようにあっためた! 』

『  すごいすごい!プロ! 』

ちょっと ドヤ顔してたのに

誉めると 平静を装うように
クチモトを きゅっとしてる

『  このパン 薮店長考案なんだよね  』

『  うん  薮店長が甘いパン
     考えるの 珍しいんだよ
     いつも  八乙女店長が案を
     出してたから  』

『   そうなんだ!
      私 このクリーム好きだー 』

ありがちな
カスタードクリーム×いちご
ではなく

クリームチーズに
カスタードを混ぜて
少し 酸味のある
ヨーグルトの風味を足している
クリームがとってもおいしい

コンフィチュールとの相性も
バッチリだし
今 涼介くんが作ってくれた
ソフトクリーム乗せとも
120点な組み合わせだった

『 いちごペストリーだけでも
    食べてみるの すごーく
    楽しみだったけど
    コレはもー
    スペシャルいちごペストリーだね 』


にっこり 満足げに頷く 涼介くん


『  おいしかったなー♪
     涼介くん また 作って!! 』

『  はー?次はオマエ作れよ  』

『  えー!だって   絶対に
      涼介くん 作ったほうが
      おいしいし  』                        

まーね と またドヤ顔してるし


大満足でコーヒーを飲んでいると

『 もう1つ  選んどいたんだ 』            

と テイクアウト用にしてある
袋を出す

こっちは 袋入り??

『  鈴香 どのくらい食べたいか
     わからなかったから
      一応 袋に入れた  』
                       
『  ありがとう  』

袋の折り目を開くと

『  オールドファッションだ! 』

『  それ好きでしょ よく食べてるよね  』

『  うん このベーカリーでも
     何気に人気だから 日によっては
     夕方バイトに来るまでに
     売り切れちゃうんだよね

     だから バイトに来てまだあると
     やったーラッキー!って感じで
     つい買っちゃう   』
   

『   コレでさっきの
      ソフトクリーム乗せしても 』

『   絶対おいしい!!  』

うわー 甘そうだけど
絶対においしそう!

『  食べてみる? 』

うんうん!!と頷く

『  食べるかもと思って
     さっきのソフトクリーム
     取ってあるから  』

と 事務所に置いてある
冷蔵庫の冷凍室から
さっきのカップを出す

食べるのに夢中で
残していたソフトクリームを
閉まってくれていたのにも
全く気がつかなかった

お皿と
オールドファッションを持って
事務所を出ていく  ので

取り敢えず ついて行く

『  店長 ちょっとだけ借りまーす  』

オーブンの前で 涼介くんが
薮店長に 声をかける

『  おー また?  』

チラッと オールドファッションを見て
涼介くんを見て

『  涼介のコレが始まると
     結構 色んなバリエーション
     付き合わされるからね
     鈴香  しっかり食べるんだよ  』

『  もーコレで終わります! 』

今日は だろ? と薮店長が笑う


『  店長!
     いちごペストリーのクリーム!
     すっごくおいしかったです!!  

『   あれね!
      オレの今回のイチオシだから  


そーこーしてるうちに
涼介くんが程よく温めた
オールドファッションをお皿に乗せて

事務所に戻ると
さっきのいちごソフトを
盛り付ける

『 あ ちょっと!
   ちょっとだけ待ってて 』

パタパタと出ていって

すぐに戻ってきた

『  カフェのところの
     メープルもらって かけてみた 』

甘そー!おいしそー!

表面カリカリ気味の
オールドファッションに
ナイフを入れて

メープルがかかった いちごソフトを
ちょん と乗っけて

『  いただきまーす 』




口の中に
ほわほわと 幸せの味が
広がった













しょーもない妄想コバナシ

読んでいただいて
どうもありがとうございましたニコニコ



えくれあぽってり苺