あぁ、そぅ。

 あぁ、やっぱり。




 間と裏側があるのは

 文字と文字だけじゃないんだよ。

 画像にもあるんだよ。





 ねぇ、 見つけてくれよ。





 間と裏側。





 





 一拍分。

 一呼吸分。


 間を置こう。





 その間の間に

 整理整頓をしよう。

 整理整頓ができたら

 深呼吸をしよう。

 深呼吸をしたら

 次の間へ。




 二拍目。

 二呼吸目。





 吸って 吐く。





 

  





 想い出す。

 発光のみの小さな箱のおかげで。





 あの日、あの時、最後に放たれた音。

 あの日、あの時、最後に放たれた表。


 真っ暗で真っ黒な闇の中。




 

 今でもはっきりと聞くことが出来る。

 今でもはっきりと想像することができる。





 あの日、あの時、最後 の自分を。





 





 何かを打ちつけなくちゃ。

 何かを打ち残さなくちゃ。


 確かにあの時は

 浮かんでいたんだ。

 その何かが。




 その何か





 





 気付かないうちに

 ポトリポトリと

 何かを堕としているような。


 ポトリポトリと

 堕とすことによって

 何かを軽くしているような。





 まだセロじゃない。




 ゼロまで の話。




 





 いつものように

 いつもの角を曲がると

 いつもの原っぱが広がって

 いつもとは違う、陰ひとつ。



 そんな妄想が

 許されるのも今日までの話。





 シルバーの山羊を探してた。





 今日まで の話。





 





 予想通りの、ない。




 グレーの渦の底辺を見たけれど

 グレーの渦の底辺で見た。


 それはそれは繊細で

 眩いばかりの1本の前髪を。




 どんなにグレーの渦の底辺を見ようとも

 強く握りしめた拳を開かなくては

 それを掴むことはできないんだ。





 予想外の、あり。





 ノバセ




 





 ある、ない。




 同じくらいの確率に見えるけど

 限りなく「ない」って知っている。


 それでも

 微かな期待を込めながら

 整理整頓に励む。


 それでも

 微かなはずの期待に

 極限まで堕とさせるくせに。






 ない





 





 消えないように。

 忘れないように。


 眼を開けた瞬間から

 何度も何度も繰り返す。





 小さな箱が叫んで

 小さな箱を開けると

 小さな箱に映し出された、その姿。




 明け方に観た夢。





 消えないように。

 忘れないように。


 消えてしまう、その日まで。

 忘れてしまう、その日まで。




 まで




   





 何度も何度も

 枠の中で繰り返す。

 何度も何度も

 枠の中で問いかける。


 瞬間、瞬間

 文字はグルグル姿を

 変えていく。


 


 けど、同じ場所に帰ってくる。 




 ただただ、共有したいんだ。

 どんなに短い時間でも。

 






 そこへ