(その812) ゆるんだ自己防衛兵器の 隙間を 偶然に通り抜けた文字が 真夜中の小さな箱に映される。 今日は十五夜。 しかし雲が多い。 カーテンを開けてみると あんなに覆っていた雲はなくて それはそれは眩しくて。 こんなにも離れているんだ。 月さえも同じように眺められない。 すべて 、自分。