お疲れ様です
院内に機械があればこれはしなくて済むのですがおそらくほとんどの病院が機械を持っていないのでこの作業をして検体を提出しているはずです
昨日久しぶりに前の職場の後輩と連絡する機会がありました
検査会社から公立の病院のブランチラボで働いている子なのですが
「PCR検査って依頼結構くるの⁇」
と聞いたところ一日20検体きます
と言っていました
わたしは前回書きましたがあまり検査会社は受け入れていないときいていたのでびっくりしました
どうやら病院に感染症科があるので指定病院になっているからみたいです
検査自体は外注なのですが感染症の検体は汚染検体とされるため一本ずつ筒に入れたり集配の人が感染したりしないように処理する必要があります
こんな感じです
NIID 国立感染症研究所引用
今回改めて新型コロナは人手がすごくかかる検査だと実感しました
そして後輩達は毎日この作業を検査技師全員でやっていると言っていました
（通常検体もあるので1人では処理しきれないため）
作業している人の中には肺癌になったことがある上司もいますが
「長生きしなくていいから」
と作業していると言っていました
後輩も子供が小さいので特別に保育園で預かってもらい仕事をしていると言っていました
特に隔日出勤などをしていないみたいなので1人でも感染したら終わりだなと思いましたが人手が足りないからそれはできないのかな
コロナの患者さんはPCR検査以外に血算や生化や凝固の検査もだしてくるので常に感染リスクがあります
PCR検査をしていない臨床検査技師も感染のリスクを抱えて仕事をしていることを改めて感じました
そして、そんな後輩達の話を聞いて
わたしは今の仕事も好きだけどまた病院で働きたいなぁとも思いました
後輩たちが早くこの危険な任務から解放されるように私たちは感染しないよう行動しなくてはいけませんね