月より太陽を

月より太陽を

月は太陽の光を利用し、満ち欠けしながら人々を魅了します。太陽は自ら放つエネルギーで地球上に様々な恩恵をもたらします。どちらかと言えば、独力で輝き恩恵をもたらす太陽のような存在に、私は惹かれます。

前職時代のメンバーだったM君が米国駐在を終えて帰国したのをきっかけに、かつての仲間たちが集まった。


「かつて」というのは、約15年前の職場である。

私が中間管理職をしていた頃の優秀なメンバーたちだ。

今では全員が異なる部署で、それぞれの才能を発揮している。


今回も、それぞれの立場から、生き生きとした話を聞かせてくれた。

その姿を見ているだけで、何とも嬉しい気持ちになる。


もはや、かつての「若手・中堅社員」の面影はない。

豊かな人間性はそのままに、この15年で企業人として、そして一人の大人として、飛躍的な成長を遂げている。


本当に素晴らしい。


現代は「VUCAの時代」と言われてきたが、今は「BANIの時代」とも呼ばれる。


変化が激しく、先行きが見通しにくいだけでなく、社会や組織そのものが脆く、物事が非線形に動き、容易には理解できない。


そんな時代に、企業が生き残るためには「社員の自律性」が不可欠だと、盛んに言われている。


人事制度の改革に知恵を絞る企業も多いが、目の前で生き生きと仕事を語る彼らを見ていると、制度以上に大切なのは、こうした「自ら考え、自ら動こう」とする姿勢なのだと、改めて感じさせられる。


これからますますビジネスの第一線で忙しくなる彼ら。

次回はいつ集まれるか分からない。


だからこそ、彼らの眩しい活躍に負けないよう、私自身も日々の職務や生活の中で、自分を磨き続けなければならない。


そして、その時々の環境に合わせて、働き方や人生設計さえも柔軟に変えられる適応力を持ち続けたい。


たとえ年齢を重ねても、心だけは若くありたいものだ。


最高の時間をつくり、たくさんのエネルギーを与えてくれた彼らに、心から感謝したい。