前職時代のメンバーだったM君が米国駐在を終えて帰国したのをきっかけに、かつての仲間たちが集まった。
「かつて」というのは、約15年前の職場である。
私が中間管理職をしていた頃の優秀なメンバーたちだ。
今では全員が異なる部署で、それぞれの才能を発揮している。
今回も、それぞれの立場から、生き生きとした話を聞かせてくれた。
その姿を見ているだけで、何とも嬉しい気持ちになる。
もはや、かつての「若手・中堅社員」の面影はない。
豊かな人間性はそのままに、この15年で企業人として、そして一人の大人として、飛躍的な成長を遂げている。
本当に素晴らしい。
現代は「VUCAの時代」と言われてきたが、今は「BANIの時代」とも呼ばれる。
変化が激しく、先行きが見通しにくいだけでなく、社会や組織そのものが脆く、物事が非線形に動き、容易には理解できない。
そんな時代に、企業が生き残るためには「社員の自律性」が不可欠だと、盛んに言われている。
人事制度の改革に知恵を絞る企業も多いが、目の前で生き生きと仕事を語る彼らを見ていると、制度以上に大切なのは、こうした「自ら考え、自ら動こう」とする姿勢なのだと、改めて感じさせられる。
これからますますビジネスの第一線で忙しくなる彼ら。
次回はいつ集まれるか分からない。
だからこそ、彼らの眩しい活躍に負けないよう、私自身も日々の職務や生活の中で、自分を磨き続けなければならない。
そして、その時々の環境に合わせて、働き方や人生設計さえも柔軟に変えられる適応力を持ち続けたい。
たとえ年齢を重ねても、心だけは若くありたいものだ。
最高の時間をつくり、たくさんのエネルギーを与えてくれた彼らに、心から感謝したい。
