こんにちは〜
林檎スイッチです
本当は、渋谷のオーブシアターで【天使にラブソングを】を見る予定だったんですが…
なんと行ってみたら、公演中止
関係者がコロナ感染してしまったらしい…
今どき仕方ないね〜
そんなわけでっ
持て余した時間をどうしようかと考えていたら…
弟「新国立劇場で春の祭典のチケット取れそうだよ」
なにいいいいい
もともと、先月くらいからチケット出てるのは知ってたんです
父も気になってるみたいで、行きたがってて。
でも、その日の前売り券は完売で買えなかったんですよ
弟「チケットとれた。ファミマで発券して行こう」
うちの弟は仕事できるやつです
渋谷から初台まで30分ほど。
余裕で着きました
新国立劇場行くって分かってたら、こんなラフな格好しなかったのに…
周りはバレエ関係者みたいな綺麗な身のこなし、言葉遣い、服装の方でいっぱいでした
あちらこちらで「まあ、先日は〜〜〜」なんて会話が聞こえてきます
第一部は半獣神の午後、第二部が春の祭典でした。
バレエはくるみ割り人形くらいしか知りませんでしたので、だいぶビックリしました
世界観と音楽があって、バレエがあって。
ストーリーも一応あるようなんですが、あってないようなもんです
まずねえ、初心者の私には技が凄いってことしか分からなかったよ
分からないなりの感想いってみよ
半獣神の午後
もうね、エロいのおおおお
全員男性ダンサーで、最初は7人の森の妖精さんみたいなのが幻想的に、力強く踊ります
1人やんちゃっぽい妖精さんが、列を乱したり、跳ねたり遊んだり…あんなに雄々しい男性なのに、可愛いってすごい
次の場面では男性ダンサー2人が官能的に絡み合って踊って…多分、人間ととその影みたいな設定でいいのかな…もう、えっろい…
親とこんなドエロいの見ていいのって
直接的だったり、性的だったりする感じしないのに、なんなのあのエロさは…
腐女子に生まれてよかったあ
20分挟んで、第二部。
春の祭典
近代バレエの幕開けとなった作品らしくて、公開された当時は怒り出す人までいたそうな…
んー分からなくもない
見るのにすげえ脳みそ使うよ。
ピアノは全部不協和音。でも印象的で、これは好きだった
前半は多分現実世界の話、衣装変わって次のシーンは三途の川あたりの話かな
白い衣装から黒い衣装へ、たふんだけど高難易度の技連発してんだろうなあ…
椅子を2つ使ってるのが印象的で、男性は女性が大好きなんだろうな。でもちょっと歪んでて、どっちかというと、言いなりにしたいのかな
女性は大事にされてるんだけど、反発してるようにも見えて。
最後に地面の布と一緒に二人が巻き込まれて退場するんですが、女性は男性を突き飛ばします。
多分布の境界線が生死の境界線
「あなたは生きて…!」みたいな漫画のワンシーンみたいに感じて、それまで反抗的というか、反抗期みたいに感じてたのに、やっぱそこは男性だいじなのかあ…って。なんかじーん…と
最後は男性も巻き取られる布に飛び乗って、ああ死んじゃうんだなーと。
色々と感じるままに思ったことを書きましたが、全然違ってたらどうしよ
結局あとからネットで調べても、ストーリーなんてダンスから分からなかったよ。
エロがあってるくらいしか
楽しむ芸術もいいけど、感じるままの芸術もいいなあと感じた今回でした。
