キンキンに冷えた苦いアイスコーヒー
幸せそうなカップルを横目に窓際に落ち着く
たくさんの人で賑わう夏休みのカフェ
あの人を待つ時間は最高に心地がいい
一番幸福な瞬間かもしれないとまで思う
そうだ
きっといつもこんな気持ちでいられたらいいのだ
そう信じていられたらきっとこわいものなんてないのかもしれない
いっそこのまま手放してしまったら永遠を手に入れられるのかもしれない
そして好きな人をただ好きなだけでずっと
気づけばいつも日常のあちらこちらに転がっている
あの人の残した余韻やあの人の残した匂い
あの人が教えてくれることを守って日々を生きていく
それさえあれば生きていけるような気がした
朝のマクドナルド
本を読もうと思ったら仲間がたくさん居た
コーヒーの苦味がけだるい身体を呼び覚ます
ふとこのまま読み続けていたら
あの人が現れるんじゃないかという錯角に陥る
今日は私の前に来ないことを知っている
でも決して悲しくなんてなかった
幸せでいっぱいになった
私にとって一番大事なもの