渡邉 「ふわぁ…」



まだあまり夜になって時間は経ってないが、理佐はあくびをして子供みたいに眠そう
ソファに座ってる理佐は同じく座っている私にもたれかかってきた



志田 「眠いの」

渡邉 「うん…昨日夜遅くまでおぜと電話してたの」



自業自得。彼女が居るのに他の子と電話なんかするからこうなる
寝させないように身体を起こしてあげた



渡邉 「ねぇ、寝ていい?」

志田 「寝かせない」



逆に私がもたれて、理佐の腰に手をまわす。
あくびが止まらない理佐は「もうだめ…寝そう」と重そうな瞼と戦っていた



志田 「目覚ましてあげよっか」

渡邉 「キスだけはやめてね」



私が何をしようとするのか察して、私の顔をなるべく遠ざけようと強く顔を押してきた
そう簡単にはさせてくれないか。



志田 「ちぇっ。…あ、耳貸して」

渡邉 「んー…」



私は耳に息を吹きかけ、理佐は可愛らしく声を出した
これはさすがに予想してなかったみたいだ。
彼女の可愛さに口が緩んでしまう



志田 「かわいー。もう一回聞かせて」

渡邉 「もう寝る」



あーあ、怒っちゃった
怒らせたのは私だけど全く反省してない
むしろ達成感があった。何日ぶりに理佐のあんなに可愛い声を聞いたかな

寝かせてくれない私に対して不機嫌な理佐に「こんな事されてもまだ寝たいと思う?」と言ってみる
ただでさえ睡魔と戦うのに必死な理佐が私が今からする事なんて分かるわけないよね
頭回らないもんね、眠いと。



渡邉 「こんな事?――ん、っ」



私は、一週間に十回はキスをしないと満足できない
ちなみに今日は金曜日なのに、今週キスをした回数はまだ三回。
つまりそういう事。これからキスを満足するまでするって事



志田 「気分上がってきた。今夜は寝かせたくない」

渡邉 「んっ…いいよ。こっちも目覚めてきたから」



キスっていいね
眠気覚ましにいいかも