後悔……それは過去の自分を裏切る行為。

ステキな夢を描いていた、過去の自分をがっかりさせたくはない。

だからもう少し、前を向いて頑張ろう。
夢を諦めることは出来ない。

夢が叶わないことが怖いんじゃない。

夢のために費やしてきた時間、夢のために切り捨ててきた大切なもの……

それが無意味になるのが……ただ、どうしようもなく怖い。

「せめて優しく」



ぼくには何もない
強くもない
お金をたくさん稼ぐことも出来ない
愛してくれる人もいない
そう……ぼくには何もない
本当に何もない
もちろん自分に好きなところなんてない
だから優しく
せめて優しくありたい
自分のために
自分を好きになるために
何もないぼくにも出来ること


ぼくはぼくことが嫌いだから
せめて人から嫌われることはないように
優しく……
せめて優しくありたい


それは誰に向けられたものでもなく
自らに向けた優しさ
弱さゆえの妥協


それでも
それがわかっていても
せめて……
優しく……
柔らかに作り物の笑顔を浮かべて
我慢する
いつか本当に笑える
そのときのため
せめて優しくありたい