こんにちは、林檎です(^_^)
i-LIMITさんの「猫と針」は、9/9(日)をもちまして無事幕を下ろすことができました。
ご来場いただいた皆様、ご来場は難しかったけど応援してくださった皆様、劇場さん、スタッフの皆様、ご協力くださった皆様、共演させていただいた皆様、演出の久保田さん、プロデューサーの石原さん、
本当にありがとうございました!!
稽古場のエアコンが壊れたり、台風が来たり、天候などにかなり揺さぶられた公演でしたが中止にはならなくて良かった!
台風で、来られなくなったお客様がいたことだけが心残りです。
また観ていただけるような機会があればいいなと思います。
ここからは少しだけ振り返りを。
今回は、遊気舎の久保田浩さんが演出でした。
久保田さんが一番初めから強くおっしゃっていたことは「この小さな小屋だからこそできることをしたい。お客さんが箱庭を覗きこむような芝居にしたい。」でした。
恩田陸さんが書かれたこの戯曲に、アトリエファンファーレ東新宿という小屋は、とても合っている。その良さを最大限に活かしたい。と。
大雑把に言ってエンタメ畑な私にとっては、このサイズでの会話劇を造るというのは大きな挑戦でした。
なんせ直前に出演させていただいた公演が片岡自動車工業さんの「お局ちゃん御用心!」で、こちらとはお芝居を造る行程やお客さまとのコミュニケーションの取り方が真逆だったものですから。
(お客さまに向かったビンタを飛ばす、とか懐かしい。
これもメタフィクションや〜!と私も叫んでましたwww)
本番が終わった今思うことは、たどり着くところは同じで、私はどちらの作り方も大好きだということです。
観てくださる方に、できるだけ満足していただきたい。
明日になっても話したくなるようなお芝居を届けたい。
そう思います。
沢山のお客さまが書いてくださった感想を読むと、久保田さんの演出はある程度、形にできたのかな。
たくさんの方に見られていることを分かりながら、スタジオという空間の中で、4人の共演者のみに向けて話したりするところは役者としてとても楽しい機会でした。
ツイッターの感想をまとめたので、よろしければ観てみてください♪↓
https://togetter.com/li/1264806
恩田陸さんの書かれたセリフを口にできたことの喜びも大きかったです。
(写真左側の一番奥のお席にいらっしゃるのが恩田先生♪)
いろんな読み方ができる戯曲なので、恩田先生が嫌な気持ちになるような解釈をしていないかとドキドキしました。恩田先生が、いつもニコニコと優しく話してくださる方なので余計に!
解釈というと、今回は解釈を揃えるために、もの凄く時間を使って話し合いを行ったと思います。
阿部丈二さんと畑中智行さんは、プラモデルを組み立て始めた小学生のような熱を持って。前田綾さんは、恩田陸さんの小説を常に胸に抱きしめているような目で。石原善暢さんはプロデューサーという立場もあって、お客様から見える景色を常に想像しながら。
楽しかった。とにかく没頭できることが楽しかったです。
没頭できるようにめちゃくちゃいろんなところでサポートしてくださったのは、生田麻里菜さん(キャラメルボックスの新人さんです)ありがとうございました!
呼んでいただけて良かった。
私を指名してくださった石原さんに感謝。
この作品を上演できるように取り計らってくださった、キャラメルボックスの仲村和生さんにも感謝。
この作品を生み出してくださった恩田陸さんに感謝。
近しい方もいっぱい観に来てくださって嬉しかったな〜!
ありがとうございました。
またお逢いできますように。
「そろそろ、ね。」
i-LIMIT『猫と針』@iLIMIT2018グッズ担当の林檎です。今回の舞台「猫と針」オリジナルグッズのしおりが出来上がりました!映画のフィルムのような仕上がり!このしおりにしか使っていない写真がほとんどなので、劇場で、是非手にとって見てみてください😄#猫と針 https://t.co/HKSlweiFub
2018年09月02日 16:46