友達からのメール | くーみんのブログ

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両親の介護が終わり、介護ブログは卒業しました。備忘録として綴っています。

中学のクラスメートからメールが来た。

要支援1のお母様がアルツハイマー型認知症を発症したと…。
何かヒントがあればと…。

この夏から物忘れが始まり検査をしたら海馬の萎縮が見られるからとドネベジル3ミリを処方されたそう。

最初は鍵と財布が見当たらないが多かったらしいけれど、2週間位前から通帳と印鑑になり、友達と弟を泥棒扱いすると。

まだらぼけだから、興奮が収まれば
『そんな酷いこと言ったの?ごめん』って謝るんだって。

朝、近所に住んでる友達の家に来たり夜中に電話を掛けて来たりで友達は発狂しそうになってるようだ。

父にも母にも物取られの妄想はなかったけど、発狂する気持ちは良ーく分かる。

中学時代は家が近かったからお互いの家に遊びに行ってたし、母親同士も友達付き合いしていた。

ついこの前、私の噂話をしたんだよなんて聞いていたのに。

私も大ショック…

歳を取れば記憶力も落ちるし、海馬だって多少は萎縮するんじゃないのかね?

ドネベジルの副作用じゃないのかなぁ?
効きすぎて興奮してるんじゃないのかなぁ?
このまま行くと3ミリはお試しみたいなもので5ミリに増えるんじゃないかなぁ?
…と母の時を思い出しながら首をひねっている私。

私の両親の介護は終わったけれど、友達はこれから終わりの見えない介護が始まるのだろう…

100人いれば100通りの病状…
介護側の人間の性格もある…

友達に取っては介護の先輩ではあるけれど、私に何ができるんだ?
病院を紹介したり、友達の愚痴を聞くくらいしかできないのが辛い…